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根抵当と抵当権の違い

根抵当と抵当権ですが売掛債権などで根抵当を設定するのは一般的なのでしょうか?

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noname#110938
noname#110938
回答No.1

よくある話だね。 根抵当権と抵当権の違いは色々あるけど最大の違いは、 被担保債権が特定しているかいないか なの。 抵当権では被担保債権は特定しているの。だけど、根抵当権は、一定の条件にあてはまる範囲の債権を被担保債権としているの。んでこの範囲にあれば、将来的に発生することが不確定でも構わないから被担保債権が特定していないの。 そうすると、売掛金債権なんてのは取引によって発生するんだけど、継続的に取引をする場合には、次から次へと売掛金債権が発生しては消滅するわけね。そうするとこれを一々登記するわけにいかないでしょ?ならば一定の範囲の取引から生じる債権を被担保債権にすればいいわけで、そのための制度が根抵当権なの。だから、売掛金債権に根抵当権を設定するのはむしろ普通。 もちろん、「そもそも担保権を設定しない」というのは別だよ。念のために言っておくけど、抵当権も根抵当権もそれ以外の担保権も設定しない売掛金債権が一番多いから。だけど、抵当権と根抵当権のどっちがという話なら普通は根抵当権だということ。

fuwaparu
質問者

お礼

とても分かりやすい回答ありがとうございました。初めて登録して初めての質問で、目から鱗の回答内容に感謝です。

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