- ベストアンサー
起電と発電の違い
中学生の息子をもつ文系の父親です。 「起電」と「発電」って何が違うの?両方「電気を生み出す」みたいなイメージはあるんだけど…と息子に問われましたが、答えられませんでした。どなたか、この似たような二つの言葉の意味の違いや正しい使い分けの仕方を、文系の人間にも分かるように教えていただけませんか。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
NO4です。 連鎖の質問への解答は避けるべきなのでしょうが、多少説明不足の 感がありましたのでお答えします。 >化学エネルギーが・・・・「発電」とは言わないと考えて・・・ そう考えてはいけません。 例えば、水素燃料電池がありますがこれは科学変化により電気を 起こしています。 名称にも”電池”という言葉がついており非常に紛らわしいのですが 水素燃料電池は立派な発電です。 前回も述べましたように >発電:外的要素を加えて継続的に起電力を発生させること(もの) 水素燃料電池は水素を供給し続けることによって”継続的に起電力を 発生させること”が出来ますので発電です。 ついでに紛らわしいものをもう1つあげておきます。 ニッケル水素電池というのがあります。 現在の充電式電池はほとんどこれで、充電で繰り返し使用すること はできますが、継続はできません。 従ってこれは、あくまでも充電の出来る電池に過ぎないのです。
その他の回答 (4)
- a987654
- ベストアンサー率26% (112/415)
あくまで私的なイメージですが、 起電:電気を起こすこと(もの) 発電:外的要素を加えて継続的に起電力を発生させること(もの) 例えば電池は。起電力はあり電力として使用できるが、限界があり 使いきれば、起電力はなくなります。 従って電池に対して発電(機)とは、呼ばないと思います。 一方、自転車の灯火用ダイナモ、太陽光発電、その他もろもろの、 発電機は、発電するための要素を加え続ける限り継続して電力を 使い続けることができます。 これのことを発電というのだと思います。 >これをレモンを使った『発電』って言うんだよ。 これはレモン電池なので発電ではないと思います。
お礼
とてもスッと入ってくるご説明ありがとうございます。また、私の浅はかな考えにご丁寧にアドバイスくださり、重ねてお礼申し上げます。ありがとうございます。確かに、電池を発電機と考えるのは変ですよね。ところで、電池は化学変化?化学エネルギー?により起電力をもつと理解していいのでしょうか。だとしたら、化学エネルギーが電気エネルギーに変換されるのは「発電」とは言わないと考えてしまっていいんですよね。すみません、基礎知識がないもんで・・・。もし迷惑でなければ、さらにご助言いただけたらうれしいです。
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
起電力は電荷を動かそうとする力 起電力を利用して電力を発生させることが発電 こういうことです
お礼
分かりやすいアドバイスありがとうございます。「起電力」あっての「発電」ということですね。
- ohkinu1972
- ベストアンサー率44% (458/1028)
どちらも電気を起こすという意味ではあると思いますが、 「発電」は他のエネルギーを電気エネルギーに変えることで 電力を生み出すというイメージで、 「起電」は、「起電力」と称して電圧を立てることを言うような気がします。 あくまで私のイメージですが・・・。
お礼
ありがとうございます。なるほど、似ているようですが、そもそもこの二つの言葉は使うイメージが違うのですね。例えば、中学生に、レモンでLEDなどを点灯させる実験を説明するときに、「レモンに電極となる銅や亜鉛をさすと、『起電力』が生じて電流が流れてLEDが光るんだよ。これをレモンを使った『発電』って言うんだよ。」と説明しても間違いになりませんかね???すみません、お礼なのに追加で質問してしまいまして・・・。
静電気の場合や電池の電位差の場合「起電」を使いますね。 発電は通常の配電されてくる電気の場合使います。 差は分かりません。
お礼
わざわざご回答ありがとうございます。電力として実用できる電気をつくり出すときに「発電する」という言葉を使うという感じですかね。「起電」という言葉は、あまりなじみがないですもんね。参考になりました。ありがとうございました!
お礼
本当にご丁寧にアドバイスくださりありがとうございます。勉強になります。「外的要素」と「継続性」がポイントなんですね!