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放射線と放射能と放射性物質がなぜ混同されるのか?

放射線と放射能と放射性物質は、それぞれ以下の意味ですが、 なぜか巷ではよく混同されます。歴史的にそうなってしまったのは なぜでしょうか。 ・放射線  放射性物質から放たれるγ線や中性子線等の電離性を有する  高いエネルギーを持った電磁波 ・放射能  放射性物質が持つ放射線放出能力 ・放射性物質  放射線を放出するウラニウムやプルトニウム等の物質

質問者が選んだベストアンサー

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  • Akira_Oji
  • ベストアンサー率57% (45/78)
回答No.5

私の記憶によりますと、日本の特殊な歴史的背景があるのではないかと思います。原爆が投下された1945年から20年ぐらいまで、世界の知識人以外のいわゆる「普通の人々」は放射性物質の存在をあまり知らなかったと思います。 日本においては、「新型爆弾」が落ちた当時、被爆された人たちも含めて「普通の人々」はその「新型爆弾」の持つ今までの爆弾にはない「不思議な特殊性」を「放射能」というひとつの言葉で表現していたように思います。大半の「普通の人々」は戦後20年ぐらいまでしっかりとした科学教育を受けていなかった人たちですが、他の国の人たちに較べて「新型爆弾」のもっていた不思議な力としての「放射能」のことは日常の生活の言葉のように使う必要性があったのです。そこでは厳密な「定義」などを考えるよりも前の段階として「表現する」必要性があったということです。現在50歳前後の人たちはちょうど境界線になるとおもいます。 したがって、後に「物理学」などを学ぶ機会のあった者としては、不明確な使われ方をしているように感じますが、それは戦後を生きてきた普通の人たちが使っているからだと思います。 現在の教育を受けた世代が「放射能」と「放射線」を不明確に使うのはどうかと思います。あなたの言われるように、科学的な正しい用語を使う必要があります。

その他の回答 (4)

  • fintown
  • ベストアンサー率31% (5/16)
回答No.4

どれも「放射」とつきますし、それが原爆とつなげてしまい、 そして「怖い」という感情を結び付けてしまい、勝手に怖いでまとめてしまっているのでしょうかね。

  • ohkinu1972
  • ベストアンサー率44% (458/1028)
回答No.3

放射性物質の特徴的性質である”放射能”が、 それらを論じる際のキーワードとなりますので、 代表的な言葉として”放射能”が採用されたのだと思います。 さらに被曝や放射線のメカニズムはややこしく、 なかなか理解しにくいがために誤用が生じるのだと思います。 ちなみに放射線にはα線、β線、中性子線などの電磁波ではない粒子線も含まれます。

  • okormazd
  • ベストアンサー率50% (1224/2412)
回答No.2

「・放射線  放射性物質から放たれるγ線や中性子線等の電離性を有する  高いエネルギーを持った電磁波」 この定義が違いますよ。

b_hunter
質問者

補足

定義が違うというご指摘はありがたいのですが、 どう違うのかという訂正をいただけるとなおよいです。 後、質問自体への回答もいただけると助かります。

  • curu-bu
  • ベストアンサー率32% (12/37)
回答No.1

「放射」って同じ漢字がついてるから。ではないですか?(汗

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