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不良青年の更生について
- 友人の息子なのですが、家庭の事情で伯母に預けられています。しかし、彼はワガママで問題を起こすことが多く、親御さんは困っています。
- 以前に2回問題を起こした時には反省しましたが、今回は3回目の警察沙汰になるような問題を起こしました。
- 私は彼を自衛隊やお寺に行かせることを提案しました。彼が一人暮らしをすることで、自由になる一方で自分の問題も増長する可能性があると思います。
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こんにちは、 NO.2の回答のkigurumiさまが、 身体的な障害のを示してくれていますので、違う可能性からの回答です。 身体的な障害がない場合、子どもの反社会的行動は、常に親の子どもに対する行動の結果を示しています。 皮肉に言えば、教育の成果とも言えるでしょう。 > 親御さんは息子に対していくら注意しても言うことを聞いてくれない、分かってくれない 逆に訊きます、 親御さんは、この青年のことを分かっているのでしょうか?100%r理解しているのでしょうかねぇ、 (少なくともこの質問文からは、彼の心への理解が感じられません・・・) 彼を分かろうし、彼の心の叫びに、耳を傾けたでしょうか? 里親など、他所の子どもを預かる家庭では良くある問題ですが、 子どもが問題を起こして、里親を、本当の親になってくれるのか、(無意識に)里親を試すことがあります。 子どもの性格や、里親の性格や接し方によって程度の差はあるようですが・・・ 子どもは、本当の親でない里親が、(どれだけ)悪いことをしても自分を見捨てないか? ちゃんと自分と向き合って、自分を理解してくれるのだろか、と(無意識に)非行に走るケースがあります。 親と子のどちらからにせよ、「お寺や、自衛隊などの他人に任せる」との発想が出てくること自体が、 もしかすると、この親御さんがキチンとこの息子と向き合ってこなかったのでは・・・と想像してしまいます。 そして、またこの時点で、他人に任せることで、この青年の側の意識からみると、 (彼自身、自覚はしていなくても)実の親に裏切られ、叔母夫婦にも理解してもらえない、 理解してもらえる為のキッカケに罪を重ねてしまうと、遠ざけられてしまう。 これでは、彼が余りにも可哀そう過ぎます。 最初に、することは、双方ともちゃんと向かい合って、本音で話し合うことではないでしょうか、 反社会的な行動を取るのは、ひとつの理由として、親(主に男親)から、 倫理観や規範意識を学んで来なかったのかも知れませんし、それを学ぶ時期を失したのかも知れません。 何年、掛かるか知れませんが、先ず親御さんが覚悟を持って、彼と向き合い逃げないことだと思います。 そして、キチンと相互理解が出来た上で、彼が自分自身で、自分を変えるためにやってみたいと言うなら、 “内観”という療法がありますので、お近くで内観を行う療法所で受けられることを薦めます。 期間は、泊り込みで一週間ほどだと思います。 辛口の回答になりました、お気を悪くされたら誤ります。
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- kigurumi
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別なものが原因かもしれません。 以前テレビで見た内容。 弁護士に視点から語られた内容です。 ある少年が、以前働いていたガソリンスタンドに入ってお金を盗み、警察に捕まった。 弁護士が雇われ、少年と話をする。 「こんなことをしてはいけない」と厳しく言うと、「ほんとうに悪いことをしました。すいません すいません」と泣いて謝る。 こんこんと説教をしていて、ふと ひたすら泣いて謝罪し反省する弁を述べる少年の様子に違和感を持った。 「ここまで叱られたら、普通は途中で開きなおったり、弁解したり、むくれたりするのに、この少年はそれが無い・・・」 この少年は友人にそそのかされて、前つとめていたガソリンスタンドに夜間侵入して、金を取ったそうなんですね。 勤めていたときは、店主にかわいがられていたそうです。 弁護士は「いくら親しい友人がそそのかしたとはいえ、昔勤めていて店主と問題を起こしておらず、かわいがらてていたのに、その店主が困るようなことをするかな?」と疑問に思った。 そして、泣いて詫びる少年をみてまさか・・・と思ったそうです。 そして知能検査を受けさせた。 知能指数70。 精神障害(知的障害)とはいけないが、平均知能指数100が多い社会だと、辛いものがあるわけです。 この少年は理屈でわからないことが今までいっぱいあったと思います。 何かやって起こられて、とにかく怒られることをしたらしいとわかった。 が、何故いけないのかがわからないまま、叱責されるのを止めるために、賢明に泣いて謝る方法をとらざるをえなかった。 賢明に「ごめんなさい もうしません」と言えば、親もここまで反省しているのだからと勘違いして、それ以上叱らなかった。 弁護士は、今回は示談で済み取り下げになったが、このままでは少年は刑務所で一生過ごすことになるのは目に見えていると思い、親に事実を告げ、どうすればこの少年が将来刑務所に入るような犯罪をしないで済むか、話し合うことにした。 ある議員は汚職かなにかをして、刑務所に入った。 そして、刑務所に服役している人の半数は、知的に問題があると言った。 ある少年は、隣の老人を殺害して捕まった。 老人とトラブルは一切無かったのに、どうして殺したのか? 死ぬってどういうことだろうと興味がかきたてられ、近所の老人を殺して結果を調べようとした。 唖然としますよね。 でも事実なんです。 その少年を調べた結果、ある障害を持っているとわかった。 知的に問題があるとして保護されるのは、だいたい知能指数が70未満の人。 レッサーパンダ帽を被った男が、女性に興味を持ち犯そうとしたが抵抗されたので、殺した という事件があった。 その人も同じ障害があるとわかった。 弁護士は責任能力が無いと裁判で主張したが、裁判所では十分判断力はあったとして、無期懲役にした。 そのある障害があっても社会的に成功している人は沢山いると思われる。 私が知っている人でも、芸能人として成功している。 とても特徴のある思考の仕方で、慈愛活動をしているが、それは心が動いているからやっているわけではない。 それがいいことだ 人がほめてくれることだ という理由から活動をしているに過ぎない。 心が無い まではいかないが、感情が動いて欲望を止めるということが苦手。 最初の話も、自分をかわいがってくれた店主の金を盗めば、店主は困ると心が動けば、親しい友人にそそのかされたとしても、やらなかったはずです。 女性の恐怖の顔を見て、心が動けば命を奪うまではいかなかったはずです。 いくら興味があったからといって、人を殺したら、その人の家族が悲しむと思う、もしくは自分が恐怖にさらされたらどうだろうと思えば、衝動を止められたはずです。 心が無い あるいは 共感することが困難なその障害。 その息子さんが、この障害を持っている可能性があるかもしれません。 そうなると、刑務所に入って更生プログラムを受けようと、寺や自衛隊に入ろうと、全く意味をなしません。 この障害が顕著な場合、幼稚園で保護さんが発見する率が高い。 親は自然だと思っているが、第三者の目からみると明らかに違いがあるわけで、あまりにも異質な場合、障害があるのではないかと疑い、親御さんに一度検査をしてはどうかとすすめる。 「うちの子はちょっとばかり変わっているだけです。だんだん世の中に腫れてくれば、他の子と同じようになります、先生考えすぎ」という親御さんもいれば、「うちの子に障害があるって? なんてこと もうこの子に将来は無い」と思う親御さんもいる。 だから、慎重に話を切り出さなければならないし、障害があると判定されたら、そのこが将来どうすれば社会不適合として排除されないですむか、育て方を特別にしなければならないわけです。 育て方をうまくやって、他人が嫌がることを理由は理解できないがしなくなれば、子供は社会から排除されなくてすむわけです。 しかし、21歳。 うーん もし障害があり弱点が見つかったとして、、、 後は専門家の助言を聞くことが有効だと思うんです。 まず、その人に知能検査を受けさせる。 最近の知能検査は、非言語性検査(動作性検査)も含まれているようです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A5%E8%83%BD%E6%A4%9C%E6%9F%BB 『一説に心の理論の障害といわれる広汎性発達障害(自閉症など)では、知能指数が正常でも対人関係で大きな問題が発生し、福祉の対象外に置かれてしまう。 知能検査を用いる場合は、こういった問題点や限界をよく認識した上でなければならない。』 知的遅延が無いので、保護の対象にならない。 刑務所に入っている人は、知的に問題があったので、犯罪だとわからなくて、犯罪をやってしまったと無罪にはなっていない。 知的に問題は無いし、わかっていながらやったとして、裁かれ刑に服している。 そして、実際はわかっていないので、何度も犯罪を犯したとして捕まって、一生刑務所で暮らすハメになっている。 その息子さんも、実はよく善悪についてわかっていない可能性があります。 口では言えても、心がわかっていなければ、衝動を止めることはできません。 その人たちがどうやって犯罪者として裁かれないで済むか、その人たちがどうやって、理解しないまま犯罪をしてしまうことを防げるのかが、今後の課題で、今やっている最中です。 専門家としては、発達障害関係の医師や弁護士が参考になる意見をくれると思います。 もし その息子さんが発達障害があるのなら、閉じ込めても、叩いても行動は無くなりません。 できたことを褒めるを繰り返す。 そうすることで、やってほしくないことをする回数が減っていきます。 「盗みは悪いことだ」とやってはいけないことを言い続けるのではなく、人が喜ぶことを教えていく。 失敗に対してめくじらたてて叱り付けない。 できたことを褒める。 これ 基本だそうです。 これは障害児だけじゃなくて幼児教育の基本でもありますけどね。
そういうところへ入れるより、やはり自活させたほうが良いように思うのですが… お父様や伯母様が、いっさい援助しないようにして。 完全に独立させる。 突き放す。 そこで何か問題を起こしたとしても、成人なのですから、それは「本人だけの責任」です。 「問題を起こすかもしれないから一人暮らしできない」というのは、単なる甘えだと思います。 お寺は知りませんが、自衛隊は「更生施設」じゃありませんから、不良青年を立ち直らせるために税金が遣われるのは、ちょっと…と思いますねぇ。 それよりも、お父様と伯母様が「子離れ」をしたほうが良いのではないでしょうか。