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水銀柱の真空の部分に人間が入ったらどうなる?
水銀だと、水銀そのものが有毒なので水だとどうなるでしょうか。 例えば、アクリル製の大きな円柱があったとして、それをプールに沈めて頭のほうから上にしてその円柱を立てます。 水頭と大気の関係で真空部分ができますよね。 素潜りの得意な人にもぐってもらい、その真空部分まで泳いで上がったら、真空部分に到達したときどうなるでしょうか? 空気がないので呼吸ができませんよね。 それ以前にかなりの負圧になってるので、体が膨張したりするでしょうか?
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最初に問題になるのは、その場所まで泳ぎきることでしょう。 水圧も上に行くほど高くなります。 周りの水面よりも高くなると、水の絶対圧は大気圧よりも小さくなります。 これを上に上ることは、飛行機で急速上昇するぐらいの圧力変化が考えられます。 適当なスピードで体内の圧力を落としていかないと危険です。 もし適当な呼吸器をつけている場合でも、急速に上に上がると高山病のような症状になると思われます。 もし、適当な呼吸器で呼吸を補助し、非常にゆっくりと上がっていったとすると、かなり上の方まで行くことはできると思います。 なにせ、人は標高8000mを越えるヒマラヤの山々の上にも立つことはできるので、ゆっくりと順応させれば圧力の変化には耐えられると思います。 もし、一番上までたどり着いたとすると、さすがに人では耐えられないでしょう。肺の中の酸素分圧がとてつもなく低くなってしまうため十分な酸素量を確保することができなくなります。 ゆっくりと圧力に慣らしていけば体が膨張するとかは無いと思います。 体液が沸騰するということもありません。何せ、上側の空間は水の飽和蒸気が充満していますので、そこで水が沸騰することはありえません。
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- rnakamra
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#2のものです。 >水圧も上に行くほど高くなります。 逆ですね。水圧は上に行くほど低くなります。 失礼しました。
- kuma_vi_ma
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「トリチェリーの真空」ですね。 水の場合だと、蒸気圧が20℃で2.34kPaあるため大気圧の0.23倍程度になります。 1/5強なので、短時間なら人体は耐えられる水準ではないでしょうか? (細かくは知りませんが、宇宙服の内部は1/3気圧程度と聞いたことがあります) #2の方が言っている通り、急激に上がれば減圧に耐えられないと思います。
宇宙服を着ないで宇宙に出たのと同様になります。但し重力があるので水銀以外の場合は沈んでしまいますが。