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方程式について
4つの方程式だけでは、未知数が5つであるから解けない。 これって、ナゼ4つの方程式では解けないと言い切れるんですか? また解けるときは、どうゆうときですか?
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数学的な厳密性は抜きにして,直感的な話をします. 5つの未知数をV,W,X,Y,Zとして,4つの方程式を f(V,W,X,Y,Z)=0 g(V,W,X,Y,Z)=0 p(V,W,X,Y,Z)=0 q(V,W,X,Y,Z)=0 とします.f, g, p, q は関数です.f(V,W,X,Y,Z)=0 がVについて解けるものとして, これを V=U(W,X,Y,Z)≡v とします.U は関数です.これを g, p, q の方程式にいれると g(v,W,X,Y,Z)=0 p(v,W,X,Y,Z)=0 q(v,W,X,Y,Z)=0 です.次に,g(v,W,X,Y,Z)=0 が W について解けて, W=T(X,Y,Z)≡w とします.T は関数です.これを p, q の方程式にいれて r(w,X,Y,Z)=0 s(w,X,Y,Z)=0 とします.r, s は関数です.次に,r(w,X,Y,Z)=0 が X について解けて. X=S(Y,Z)≡x とします.S は関数です.これを s の方程式にいれると t(x,Y,Z)=0 となります.t は関数です.この t(x,Y,Z)=0 は,未知数が Y と Z の2つで, 例えば, aY^2 + bZ^2 = c の様な式とすると,Yを a, b, c の関数では表示出来ません.Z が含まれてしまいます. このことは,Z についても同様です. これは,方程式の個数が1つ足りないからです. 方程式の個数と未知数の個数が同じでないと,未知数は求まりません. ただし,不定方程式というものがあって,これは, 方程式の個数よりも未知数の個数のほうが多い場合です. 説明が下手ですが,ご容赦を.
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- sinisorsa
- ベストアンサー率44% (76/170)
>4つの方程式だけでは、未知数が5つであるから解けない。 あなたの言うように言いきれませんね。 解が1組ではないけれど、存在している可能性があって、 どれか1組求めればいい場合など。 解けるというのはどういう意味でしょうか? (1)解が1個以上存在する。 (2)解はあるけれど、代数的演算では求められない。 5次以上の代数方程式の一般解のように 数値解析的には、近似解が求められるけれど。 (3)解が存在しない->解けない? あなたの意味はどれでしょう? 多元連立1次方程式の場合だと、 (3)解がちょうど1組求められる。 (4)解が1組以上ある。(不定) (5)解が存在しない。(不能) の3つの場合があります。 (4)の場合を解けないといいますか? ただ1組ではないけれど、解は見つけられます。
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
「方程式以外の制限」がある場合には (当該式を満たす値が一意に決まるという意味で) 解けたりしますけどね. 極端な話, x^2 + y^2 + z^2 = 0 という方程式において「x, y, z はすべて実数である」という条件がつけば x = y = z = 0 と一意に決まります.
- kamiya-ka
- ベストアンサー率32% (34/105)
1つの方程式から導出できるのは1つの未知数だけです。 方程式が1つ増えるごとに1つの未知数を求めれるので、4つの方程式があれば、未知数1つを使って5つの未知数を表せます。 また、逆に5つの未知数の値を全て知るためには、5つの方程式が必要となります。 ただし、問題によっては同じ方程式が出ていて(2X+2Y=4、X+Y=2のようなの)、5つ方程式が記載されていても出せないこともありますが。
お礼
なるほどです。簡潔にありがとうございます。
- kit365
- ベストアンサー率27% (10/36)
簡単に言うと以下の未知数が二つの方程式が一つあるとします X+Y=3 これだけではXもYも分かりませんよね? 同じように未知数が三つ、方程式二つでは (適当に作っています) X+Y+Z=3 2X+3Y+2Z=7 となりYだけなら分かりますがXとZは分かりません これを踏まえて考えると >4つの方程式だけでは、未知数が5つであるから解けない。 が分かりますか?
お礼
すごい納得です。ありがとうございました!
お礼
わかりやすかったです。ありがとうございます。