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高齢者対象アパート経営の実状について
- 高齢者対象アパート経営の実状について調査しました。
- 高齢者向けアパートの需要や経営状況について詳しく知りたいです。
- 同一建物内に介護関連の施設を設置することも検討しています。
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「高齢者対象アパートの需要」は、これから20年ぐらいはかなり高まると考えられます。 なぜ20年ぐらいかと申しますと、現在の生活環境・食生活等々を考えた場合、現在の平均寿命がかなり短くなると考えられるからです。(今の平均寿命は、70年以上前に生まれ、生活してきた人のものですから・・・。) では、話を戻します。 現状から言うと、高齢者に対して、アパートを貸す事業者はほとんどいません。ですから、これからもっと増えるだろう高齢者に対してのアパート経営はかなり需要が高まると考えられます。 しかしながら、 >案として、同一建物内に、ヘルパーステーション、居宅介護支援事業所(ケアマネジャー)、 >自立高齢者デイサービスセンター、介護保険対象者用デイサービスセンターの設置も >考えております。 といいますがそれで >月、家賃2万円、食事代3万円と考えています。 というのは現実的ではありません。 公的援助があったとしても「月、家賃2万円、食事代3万円」では、経営が成り立たなくなることは目に見えています。 そして、「デイケアー」「デイサービス」等がしっかりなされるならば「寝たきり状態」になったとしてもある程度のことはできると思いますが、それを「アパート経営としてなさりたい」というのには、かなり難しいと思われます。(皆さんが病気などせずいつも元気でいられるならまだしも高齢者なのですから様々な病気にかかる・引き起こす確率が高まります。) さらに、「高齢者アパート」であることから、そのアパートでお亡くなりになる方が将来的に多く出てくると言うことになります。そんなことが起きた場合の対処方法も考えておかなければならないでしょう。 通常のアパート経営の何十倍の問題点を抱えている「高齢者アパート経営」をなさりたいと思われるのは、かなりの冒険と私は思います。 私の気持ちとしては、高齢者のためのアパート経営は是非行ってほしいと思います。みなさんのためにも! しかし、それによって(通常のアパート経営ではほとんど起こらない)大きな問題が出てくることを覚悟しておく必要があると思います。 以上、乱文で申し訳ありませんでしたが、ご参考にしていただければ幸いかと思います。
お礼
ありがとうございます。 病気・寝たきり・死亡等の問題点についてですが、私の法人では、老人保健施設、特別養護老人ホームを持っているため、重度の介護が必要になり次第、ショートステイ、入所をお勧めすることになります。 ちょっと商売的で申し訳ないのですが、このアパートの利用者は、入所利用者の予備軍的な意味を持たせることもできます。 また、家賃は安いのですが、その他のサービスを利用していただくことで、法人全体としてのプラス収入が見込めるのではと考えています。 「家賃はもう少し高く設定しても良いのでは」とも思ったのですが、それほど改修費を掛けない予定のため、「まあ、これ位の値段ならこの設備・状態でも良いだろう」と入居者に納得していただけるラインなのではと思っているところです。 また、何かありましたら、是非ご意見をお願い致します。 ありがとうございました。