ロシア語の完了体・不完了体の明確な使い分けについて
ロシア語の不完了体・完了体の使い分けについて、色々な辞書や参考書を読みましたが、イマイチはっきりしないところがあります。
ある程度自分の中で明確にしてゆきたいので、お力をお貸しください。
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<不完了体>
・動作の継続、反復、自然現象、一般的な事象
↑これは分かりました
・行為などを過程としてとらえる。過程全体(一日中)、過程中の一点(~の時、~していた)。
<完了体>
・行為などを終了、開始、瞬間で捉える。
終了の瞬間だけでなく、終了した動作をひとつのものとして扱う、ほか、終了した動作の結果の状態の存続を示す。
(彼女は風邪だ …過去に風邪にかかり、今もひいている)
開始を示す完了体も、過去形となれば、その動作の結果を示す。
(ママはミルクを買いにでかけた…まだ帰っていない)
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参考書にあった文章です。
1.Я "сказал", что она любит цветы.
私は、ナターシャは花が好きだと”言った”。(完了体)
2.Я "слышал", что он болен.(不完了体)
私は、彼が病気だと”聞いた”。
この二つの文章ですが、1の「言った」という、動作終了後に継続要素のない文章で、完了体が使われています。
また、2の、「聞いた」という、動作終了後に継続されると思われる動詞に、不完了体が使われています。
(聞く、は、聞いたのちにも聞いた行為は影響すると考えられますが…)
3.Вы решили, куда "поступать"?
”進学先”は決めましたか?(不完了体)
4.Я решился "сменить работу"?
私は”転職”することを決心した。(完了体)
この二つの文章は、時系列や内容がほぼ変わらないのに、補語が不完了体・完了体と分かれてしまいます。
こういったところがスッキリ判明しないのですが、どの本もまとまりきれているものが見当たらないため、体の使い分けで、一目瞭然なサイト・書籍などありましたらお教えくださると助かります。
なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。
お礼
回答有難う御座いました。