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ヘッセはメタファーが知的進歩を可能にすると、どの作品で述べていますか?
リチャード・ローティ『偶然性・アイロニー・連帯』の第3章に、 「…知的進歩を可能とするのは新しいメタファーであるというヘッセの主張…」(p.109) とあるのですが、ヘッセ(ヘルマン・ヘッセですか?)のどの作品にこの主張が見られるか、教えていただけますか。 よろしくお願いいたします。
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noname#122289
回答No.2
ヘルマン・ヘッセではなくてイギリスの哲学者Mary Hesseではないでしょうか。 科学研究を対象とした哲学的考察を多く著したケンブリッジ大学教授です。 Models and Analogies in Science (1963)のなかで、科学的方法によって新しい知見を獲得するにはモデルや類推が重要であると説いています。 電波の振舞いを直接観察できないとすれば水面の波や光で観察したり、実物での観測が難しいものを縮小した模型で実験する、といった「モデル」から新たな知識を得る(=知的進歩)ことはメタファーや類推といった知的作用抜きに理解し得ないということです。
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- bakansky
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回答No.1
「偶然性」という言葉と結び付きそうなのは『ガラス玉演技』かもしれないと思いました。ただし、未読なので想像の域を越えるものではありません。
お礼
なるほど、分かりました。 ありがとうございました。