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「のれん」の償却
のれん償却額=販売費及び一般管理費 負ののれん償却額=営業外収益 のれん償却額は、なぜ販売費及び一般管理費になるのですか?
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会計上の考え方ですよね? 「企業結合に関する会計基準」にそのあたりの見解が書かれています。 https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/documents/accounting_standards/ の21号からどうぞ 結構新しい基準なのでネットで検索すると違うものが出てくるかもしれませんが、ここの見解が最新と見てよいと思います。 正ののれんを一種の固定資産と見て減価償却により期間配分する、と考えています。 営業活動に使う建物等の固定資産と同様に考え、営業収益の獲得に使われた費用と考えるようです。 正ののれんの理論的根拠が超過収益力にある、とされていることが影響しているのかと思います。 「企業結合に関する会計基準」によれば、負ののれんの償却は行わず、企業価値の再検討を行ったのち、一括して特別利益に計上するようです。 償却して営業外収益とするというのは古い基準に基づく見解ではないでしょうか? 正ののれんの償却を行うかどうかは現在でも議論が続いているところなので、来年には変わっているかもしれません。 税務は私にはわかりませんが、企業結合にかかわる税務は非常に難しい分野のひとつと聞いています。
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私もよくわかりませんが。同じようなものを挙げていってみると・・・。開業費償却や創立費償却、株式交付費償却などです。これらは、営業外費用です。 したがって、「無形固定資産」の償却は販管費(販売費及び一般管理費{略称でよく「販管費」と使われています。これを期に覚えておかれることを強くお勧めいたします。})にして、「繰延資産」の償却は、営業外費用とするのではないでしょうか。 のれん償却は販管費、負ののれんは営業外収益・・・。これは、販管費の反対が営業外収益だからではないでしょうか。
お礼
覚え方の参考になりました。 ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます 最新では、そうなっているのですね。 よく分かりました。