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乱流における管断面平均流速について
乱流の場合、指数法則によると、 U/Umax = (1-r/R)^(1/n) U:速度分布、Umax:最大速度、r:仮想管半径、R:円管半径 なる実験式が得られますが、 n=7 のときの、管断面平均速度を求めたいため、 V = 1/(πR^2)∫2πrUdr (積分範囲は、0からR)に、上記の実験式を用いて計算をしたいのですが、 7乗根をうまく積分する方法がわかりません。 テキストでは中間の計算式が省いてあるため、困っております。 ご教授をお願いいたします。
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U/Umax = (1-r/R)^(1/7)・・・(1) 平均流速を求める式 V = 1/(πR^2)∫2πrUdr ・・・(2) を正しく出しているのに、(2)に(1)を代入し整理した V=A・∫r・(1-r/R)^(1/7)dr・・・(3) ただし A=2・Umax/R^2 の積分ができない筈はないでしょうが、まあ、部分積分か置換積分で計算できます。 部分積分:∫f(x)・g(x)dx=[F(x)・g(x)]-∫F(x)・g'(x)dx の場合、r←x、 f(r)=(1-r/R)^(1/7)、g(r)=r と置けば積分できますが、途中で s=1-r/R と置換する必要が出てきますので、それなら最初から置換積分でも同じこと。 置換積分: s=1-r/R・・・(4) と置くと、 r=R(1-s) → dr/ds=-R → ds/dr=-1/R ・・・(5) (3)は V/A=∫r・(1-r/R)^(1/7)dr=∫R(1-s)・s^(1/7)・(ds/dr)・dr =-R∫{s^(1/7)-s^(8/7)}・(ds) =-R{[(7/8)・s^(8/7)]-[(7/15)・s^(15/7)]} 積分範囲は、rで 0→R だったので、(4)式より sでは 1→0。 =-R{[(7/8)・0^(8/7)-(7/8)・1^(8/7)]-[(7/15)・0^(15/7)-(7/15)・1^(15/7)]} =R{(7/8)-(7/15)}=(49/120)・R V=(49/120)・R・A=(49/120)・R・2・Umax/R^2=(49/60)・Umax/R ・・・答 ・・・で計算合ってるかな?
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#1です。 最後にRが残るのは変だと思って改めて検算したら、やはり計算を間違えていました。正解は・・・ また間違えそうだから、正解が出ましたら補足欄へど~ぞ。
お礼
ご指摘の通り、置換積分で計算しなおしてみたところ、以下となりました。 V/A=∫r・(1-r/R)^(1/7)dr=∫R(1-s)・s^(1/7)・-R・ds =-R^2∫{s^(1/7)-s^(8/7)}・(ds) =-R^2{[(7/8)・s^(8/7)]-[(7/15)・s^(15/7)]} 積分範囲は 1→0 になるため、 V/A = 49/120・R^2 V = (49/60) Umax ・・・答 <補足> 久々に積分の計算をしたため、自信なく計算していたのが、問題だったようでした。ご指摘いただいたことで、計算の方針自体に自信を持つことができ、解答にたどり着くことができました。 すばやい回答ありがとうございました。