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カタカナ表記について
中学のテストにおける片仮名の採点について、質問をさせていただきます。 昔からカタカナの「シ」「ツ」の点の向きやはねの方向がおかしい生徒と「ア」が「マ」に見えたり「イ」にしか見えない生徒の答案については、来るべき入試のことを考え、心を鬼にして○ではなく、△を与えてきました。(ただし、点数は減点することなく通常点を与えてあげています。) テストを返却し答え合わせをする時には、「きちんと点をあげているけれど、カタカナの書き方がおかしい人には△をつけているから、これから練習して書けるようになってください」と指示も出してきました。 ところが新入生の保護者の方が、「うちの子に△をつけるなんて許せない。小学校では認められていたのだからこれは厳しすぎる」と謝罪を求められた上、宿題をしてこなかった生徒を残して宿題をやらせたり、点数が芳しくなかった子を集めて放課後に補習をしたことに対して、残された子供たちがいじめられたり不登校になったりしたらどう責任をとるのか、と明確な回答を求められて困っています。 取り換えず、カタカナ表記については、点の位置が間違っていても「ア」が「マ」に見えたとしても、今後はすべて丸にするように言われたので、そうすることにしました。 点数の低い生徒を集めての放課後補習も、嫌がらずにきてくれている子供もいるので彼らに対して心苦しい限りですが、すべて中止することになりました。 しかし不本意中の不本意ながら、ここまで譲歩して、それでも納得されなかったら、当方としてはどうしていいのか正直わかりません。 私としては、生徒のためを思って指導してきたことなので毅然とした態度をとりたいと上の方に訴えはしたのですが、すでに家庭訪問をされ、お父様に頭をさげてこられたそうです。 ここにいたっては私に非があると認められたも同然なので、素直にそれを受け入れ、カタカナ表記の採点基準が厳しかったことや、ギャル字を正規の答案に書くことを認めなかったことを反省するしかありません。 ありませんが…やはり私も人間なので、すべてを納得することができません。 もしかしたら教師失格なのかも知れないと、この一週間モヤモヤした気分でいっぱいです。 もちろん私も表記を間違った生徒が、ちゃんとしたカタカナを書いたつもりでいるのはわかっています。 それでも点の向きが違うからという理由で、△にした私がやはり間違っていたのですよね? 皆さんの意見をお聞かせいただければ、心から反省できるかと思うので、相談に乗ってくださいますよう、お願い申しあげます。
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こんばんは。大変ですね。 心中お察しします。 それを踏まえた上で、感想を述べたいと思います。 >>>来るべき入試のことを考え、心を鬼にして○ではなく、△を与えてきました。(ただし、点数は減点することなく通常点を与えてあげています。) 聞いたことのない手法です。 >>>宿題をしてこなかった生徒を残して宿題をやらせたり、 >>>点数が芳しくなかった子を集めて放課後に補習をした これらは、親御さんの事前の了承が必要なのでは。 >>>残された子供たちがいじめられたり不登校になったりしたらどう責任をとるのか、 これはモンスターペアレントの妄想ですね。 >>>取り換えず、カタカナ表記については、点の位置が間違っていても「ア」が「マ」に見えたとしても、今後はすべて丸にするように言われたので、そうすることにしました。 思うに、 「今度からは、アとマの書き方が悪かったら、減点しますよ」 と事前に宣言しておけばよかったですね。 ただし、たとえ、その後も書き方が直らなくても、減点も△もなしで、口頭で注意するに留めるのがよいと思います。 >>>点数の低い生徒を集めての放課後補習も、嫌がらずにきてくれている子供もいるので彼らに対して心苦しい限りですが、すべて中止することになりました。 しょうがないですね。 >>>しかし不本意中の不本意ながら、ここまで譲歩して、それでも納得されなかったら、当方としてはどうしていいのか正直わかりません。 適当にあしらえばよいです。大人の常套手段です。 ここから向こうは譲れないという信念は持ちましょう。 そして、 「補習を再開してほしい」という親御さん達が出現するといいですね。 1人増え、2人増え、そのうち、モンスターも「うちの子もお願いします」と願い出てきたりしたら最高ですね。 まあ、、そううまくはいかないかもしれませんが。 >>>私としては、生徒のためを思って指導してきたことなので毅然とした態度をとりたいと上の方に訴えはしたのですが、すでに家庭訪問をされ、お父様に頭をさげてこられたそうです。 ここにいたっては私に非があると認められたも同然なので、 あまり聞かない手法を取ったということは、モンスターペアレントから見れば「非」なのです。 >>>素直にそれを受け入れ、カタカナ表記の採点基準が厳しかったことや、ギャル字を正規の答案に書くことを認めなかったことを反省するしかありません。 反省したふりをして、心の中では反省しなければよいのです。 これも、大人の常套手段です。 >>>もしかしたら教師失格なのかも知れないと、この一週間モヤモヤした気分でいっぱいです。 とんでもない。 すばらしい熱血教師です。 今回は、良い体験をしましたね。 今後に生かしましょう。 >>>それでも点の向きが違うからという理由で、△にした私がやはり間違っていたのですよね? 見慣れないから、一部の父兄が「間違っている」と思っているだけです。 そういう父兄の考え方に迎合するのは悔しいでしょうけどね。 「私のやり方のどこが悪い!?」と怒ってしまっては元も子もないので、うまく立ち回りましょう。 繰り返しになりますが、信念は心の中では曲げないでください。 がんばれ!
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- nazunazu
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保護者側の言い分も横暴だとは思いますが...。 すでにご存知だとは思いますが、基本的に生徒は先生の決めたことに逆らえないということは常に念頭に入れておいたほうがいいと思います。 実際にはないと思いますが、他の人が「ア」に見えてもその先生だけが「マ」に見えて△になったら、生徒はどのように練習をすればよいのでしょう。筆跡はすぐには変えられないし、自分の字が先生にはどう見えているかなんて生徒にはわかりません。そして次のテストでも○をもらえないんじゃないかという変な恐怖心を抱かないとも限りません。 他の先生方にも見ていただいてより客観的に判断するとか、「ここがこうなったらアではなくマとみなすよ」という明確な判定基準を示して生徒や他の先生に十分に納得してもらった上で実施できるならいいかもしれませんが、「私がこう見えたら△にする」というのは、生徒や保護者に「俺様ルール」という印象を与えかねないと思います。
お礼
>すでにご存知だとは思いますが、基本的に生徒は先生の決めたことに逆らえないということは常に念頭に入れておいたほうがいいと思います。 はい。それは十分承知しております。 私自身、学生時代に何度も陰で涙した経験がありますので。 カタカナの表記につきましては、席の近くの1~3人の先生に常にどのように読めるかの確認をしていただいており、独断での判断はいたしておりません。 また、テストと直前の授業時間1時間(50分)を使って、ひらがなカタカナ、及び書き間違いをしやすい漢字の要注意ポイントを色チョークで示しながら指導を行っています。 これはこの子たちだけでなく、私が担当している他学年の生徒も同様ですので、1年生から3年生まで私の指導をうけることになった生徒は多い子だと同じ事をすでに7回聞いていることになります。 保護者の皆様に対してもご納得いただけるように、初回の授業時に生徒たちに保護者向けのプリントを配布して採点基準やおよび授業中に立ち歩いたり、手紙を書いたりしないように注意するよう示しておきました。 その上で問題点を感じられる表記があれば、すぐに申し出てくださるようにとお願いしておきました。 ですが文字のことだけでなくそのプリントのことも、保護者の方の逆鱗に触れたようです。 細かいことですが、最近は授業中に携帯が鳴ったり、メールをしたり、漫画を読んだり手紙のやり取りをしたり、という生徒も多々いますので、小学校の低学年の子供たちに言い聞かせるようなプリントを配布してしまった私に非があります。 授業態度やその他もろもろの評価基準を明らかにしたほうが、保護者の方にわかりやすいと考えたことが問題だったと反省しきりです。 低学力の生徒を少しでも持ち上げ、来るべき入試で間違った文字でふるい落とされないようにしておいてあげたいという考えや、1点単位での明確すぎる評価基準の提示は今後一切しないようにしたいと思います。 今日、管理職の方からもそうするようにと指導を受けました。 「俺様ルール」にしたつもりはないのですが、保護者の方に私の側から一方向的にプリントを配布したことは、そう受け取られても仕方のないことだと思います。 明日は保護者の方の希望に従い、生徒たちに謝罪することになっていますので、いろいろと不安はありますが、アドバイス、ありがとうございました。
- potachie
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採点上の技術の話だけをします。ご質問の本質とは外れた部分ですが。 △は部分点を指しますから、△をつけた上で、得点のすべてを与えるのは、ご質問者独特のルールで、点数を気にする親御さんに、子どもが説明しきれないかと思います。この辺は、先生ごとにバラバラでは指導になりませんので、先生自身の判断より、学校としてどう考えて指導をするかを決めることが大切かと。 全配点を与えるのであれば、○をつけた上で、添削をきちんと入れるべきかと思います。 難読文字の指摘は、入試を前提にするしないに関わらず、重要なことです。テストのマナーを知らない高校生って、結構増えていますが、その親御さんは、推薦入試ですまそうと思っているのかな? このようなクレームをいえるのも、子どもが授業についていける時期の間だけのような気がします。授業についていけなくなったときにも、その親御さんが同じことがいえるか、興味があります。
お礼
ご丁寧な回答、ありがとうございます。 確かに、学校に明確な基準がないことは問題だと思います。 また正直申し上げると私は国語の担当ではなく、中学校で社会科の担当教員をしております。 国語ならばいざ知らず、社会科の教員が文字にこだわることはしないように、と言われました。 アメリカが「マメリカ」に見えようが、シンガポールが「ツンガポール」に見えようが、保護者の気持ちに立った採点をすべきなのだから全生徒の答案を○に変更するように言われました。 現在の学校で教え始めて7年目にしての、指導法変更に戸惑いは覚えますが、頑張っていきたいと思います。
お気の毒です。本当に。 そのモンスターたちは、評価に△が付くことすらイヤだと主張するのですね。 わが子の現実がどうあろうとも。 > すべてを納得することができません 全てを納得しようとは、しない方がいいです。 モンスターのジコチュウな主張はとうてい承服できなくて当然です。 それでも「子供の保護者」ですから、問題なのでしょうね。 うまく言えず、回答にもなってなくて申し訳ありませんが そのようにジコチュウなモンスターが、 子供たちの本当に役立つ事が何なのかも理解せず うわっつらの評価だけ重視し 何か問題起これば学校に責任を押し付けるのが異常なのですから、 どうかお気に病まないで頂きたいと思います。
お礼
アドバイス、ありがとうございます。 できるだけ考え込まないようにしていきたいと思います。
あくまで個人的な意見です。私は教職関係者でも子を持つ親でもない一社会人です。 あなたの指導方針は私から見て何も間違っていない、むしろ、素晴らしいものに思えます。しかし、私は現代の教育現場の事情を承知しておりませんので、私が素晴らしいと思ったところで何の解決にもならないのでしょう。 一般企業に勤めるサラリーマンでも、顧客からのクレームや上司の業務命令などに理不尽さを感じながら、忸怩たる思いで従わざるを得ないことがあります。でも、それはそれ。葛藤はあるでしょうが、ご自身の中にある教育に対する理想だけは失わないでください。あなたの指導態度を将来思い出した子供たちに「あぁ、あの時あの先生に教わってよかったなぁ」と思ってもらえるように。 現実と理想の折り合いをつけるために、課せられた制限の中でどういった指導の工夫が可能か考えてみるというのはいかがでしょう。少しは前向きな気持ちを取り戻せるかもしれません。
お礼
>一般企業に勤めるサラリーマンでも、顧客からのクレームや上司の業務命令などに理不尽さを感じながら、忸怩たる思いで従わざるを得ないことがあります。 確かにそうですね。 理不尽を感じながらも従わなければならないのは、私一人ではないのですよね。 お優しいお言葉に、少し元気をいただきました。 この件はまだ解決をみておらず、後日保護者の方に謝罪を行うことになりましたので、もやもやの日々ももう少し続きますが、くじけないようにしたいと思います。 このたびはアドバイスをありがとうございました。
- wild_kit
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お悩みをお察しします。 本当はあなたが正しいと思います。 でも親御さんがそれで良いとおっしゃるならやむを得ません。 ・・・その報いは将来お子さんに降りかかってくることでしょう(^^;
お礼
できるだけ、将来困らない文字を書けるようにしてあげたいという思いが、独りよがりな考え方だったということが今回の件でよくわかりました。 カタカナ表記についての基準自体があいまいで、人それぞれに判断が異なることも痛感いたしました。 これからは読める文字でありさえすれば、すべてよしということにいたします。 アドバイス、ありがとうございました。
お礼
△なのに通常点を与えるという手法は、小テストで毎回行っています。 例年でしたら確かに△は部分点なのですが、今年はいつもの年の倍も字がきちんと書けない生徒がいたため(カタカナが書けない生徒が増えた理由は、入学者が通常より50名ほど増えたためです。)、月に8回程度行っている小テストの第1回目を行ったとき、結果は散々なものとなりました。 小テストだけでも前期分を合計すると150点以上にはなるので、定期テストだけ高得点を取っても成績が伸びないし、生徒たちにとってもやる気を損なうことになると思い、子供たちの意見を取り入れ、間違っている文字は早くクセを直すようにしてください、という意味を込めて点数はちゃんとあげるけれど△で採点することになったのです。 今日の授業で、そんなことがあったよね?と聞いたところ、ほとんどの生徒は忘れているようでしたが、数人が覚えていてくれました。 宿題の居残りについても、やってこない生徒は決まっていますが、ほうっておくと宿題点30点が0点になってしまうので、それだけで評価が1段階変わる点数ですし、これもかわいそうかと思い、残してやらせていました。 その甲斐あって、昨年の卒業生は宿題テンは30点中25~30点を全員がとり、最低評価は一人も出さずに済みました。 点数で子供を評価する方法は私も好きではありませんが、点数配分がはっきりしている以上、基礎学力の低い生徒は宿題などでできる限りの高評価を出してあげたいいと思っていたのです。 でもこれからは適度に距離を置いた指導をするようにと、校長からも言われました。 この学校にいる限りはそれも必要かと思っています。 でも今後新しい学校に赴任した時は、今回のことを教訓としつつ、できる限り落ちこぼれる生徒が出ないような教育をしていきたいと思います。 このたびはありがとうございました。