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部落地域の保育園
引越しをして子供の新しい保育園が決まりました。ところがその保育園があるところが部落地域なのです。私は「部落だろうがそんなの関係ない」と思って保育園の申請を出しましたが、近所の顔見知りの人の子供はわざわざ遠くの保育園へ通っているのです。 そこでなぜなのかと聞いてみたところ「部落は何かあった時が怖い」とか言うのです。私は「何かってなに?」と聞いてみても教えてくれません。 私は部落を差別するとかの意識はまったく無いのですが、子供にいったいどんな事が起こり得るのか想像もつきません。 どう考えればいいのでしょうか? 何も気にする事はないのでしょうか?
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僕は北海道出身、関西で青春時代を過ごし、現在は関東のとある田舎町に住んでいます。 北海道には部落っていうものはないです。 同和教育っていうものも存在しませんでした。 ですから、関西でその存在を知った時は正直「みんなおかしい」と思いました。 いわゆる部落と呼ばれる人たちとも普通に遊んでいましたし、まあ中にはガラの悪い輩もいましたが、みんな普通の人達ですよ。 今住んでいる地域にも(関西ほどではないですが)そういう差別意識がある人たちがいます。 僕の子供が通っている保育園もまさにその部落と呼ばれる地域にあります。 でも、全く気にしていません。 逆に何が気になるのか不思議でたまらないのですが・・・。
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- mimiren
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わたくしが知っている都内某区の保育園は「同和問題を正しく理解しよう」という物凄く大きな看板を掲げた公共施設に隣接しており、部落解放運動というのも非常に盛んな地域にあります。 お子さんを通わせる近所の保育園が、同和地区内の保育園であるということは、あなたのお住まいの場所も地区内or地区圏内であるといえますので、直に部落差別の被害に遭う危険性は乏しいでしょうし、そもそも今のこのご時世、世論の人権意識の成熟により「あの人は部落民だから」「あの地域は部落だから」という差別そのものも、大々的に表面化し甚大な問題となることは滅多にありませんので、まず心配ないといえるでしょう。 ここで一番大きな問題として生じ得ることは、あなたや特にあなたのお子さんが、部落解放運動や同和教育・人権啓発などの一連の活動に、時として参加しなければならなくなるだろうこともあることです。これに関して、あなたがどのように思われるのか。「何でウチの子が、わざわざそんものに参加させられなければならなくなるのか」と思って鬱な日々を送らされるのか、それとも「いまどき貴重な地域の連帯を感じられて素晴らしい」と思って充実した日々を送れるのか、その辺りが焦点となってくることでしょう。 現在残っているの部落差別の大きな要因は、実はこの「部落解放運動」や「同和教育・人権啓発」への反発から起こっているとも言われています。現在では殆ど明白な部落差別事件が起こらなくなったので、解放運動や教育・啓発は役所から補助金を引き出すためだけに続けられているのではないか、などと考えられ、それがエスカレートして、人間に従来からある無意識のうちの差別の心に火が付き、部落差別事件そのものが起こってしまうというものです。 こうして一見すると、確かに一連の運動や教育などは「全く逆効果」なようにも思われますが、逆に全く部落解放運動や同和教育・人権啓発をしなくなり、それこそ差別を「なかったこと」「なくなったこと」と決め付けてしまうと、正しい知識を得られない人たちが一気に増え、知らぬ間に差別がぶり返されてしまって、大々的に深刻な被害に遭う人たちが続出してしまうという最悪の事態になることも考えられるので、そう簡単に削減・撤廃することもできないという、難しい問題を絡んでおるわけです。 込み入った話しはこれまでにして、とりあえずss696さんの立場にたって具体的に考えますと、意に反して無理に部落解放運動や同和教育・人権啓発に参加する必要もないと思われますが、多少はそのような動きに参加させられることがあっても「何でウチの子が」とばかり悲観的に捉えず「大変であっても、重要なことなのだ」「かえって地域の連帯感があって、地区外に通う子供より地域教育が徹底される」という風にプラス思考されていくことが、賢明な判断といえるのではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 そうですね、国道を挟んで同じ市内に部落地域があるのは事実です。 子供が「部落解放運動」などに参加する事になるかもしれないというのは初めて知りました。する、しないはそんなに気にしていないのですが、単純に仲良くやっていって欲しいというのは親の願いです。 確かに私も「部落解放運動」なるものは以前から差別を助長させているように思えてならないのです。 差別の消滅を願う人、逆に消滅させるのではなく事実を認識させる人、これは両極端ですね。
- coelacanth
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私は「部落は何かあった時が怖い」は両親の子供の時代の記憶(祖父母から受け継いだ記憶)があるのではないでしょうか。 昔の家は正門と裏門があり、その様な人は決して正門から訪問する事は出来ませんでした。 私も幼稚園、小中学生の時に、そのような友達と仲良く遊びましたが祖母から座敷に揚げてはいけないとか叱責されましたが父と母は海外生活の経験があるので笑って許してくれました。 「部落は何かあった時が怖い」については恐らく私の子供の時代に子供の喧嘩で朝鮮人への侮蔑の言葉で酷い目に遭いましたが、貴女の子供さんに今は部落の事を教えなければ良いと思います。 地元の人の子供が、その幼稚園に行かないのは自分の家も部落と誤解される不安があるのではないでしょうか。 私は祖母から長男との差別を受け、同じ差別を受けた姉とは今でも仲がいいですよ。
お礼
ありがとうございます。 以前から思っていたのですが、部落を知らない人に部落の存在を教える事はかえって部落を意識させる恐れがあるのでは、と思っていました。 皆さんの回答を読んでいてそんなに気にする方がおかしい事だと思いました。 というより気にする事が差別の序章なのかもしれませんね。
- sarusa25
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関西出身の友人から部落問題の現状を教えてもらった事があります。 私自身は首都圏の出身なので・・かなり深刻に凹みました。また、部落問題の 根強さに恐怖すら感じました・・・・ 前置きはそれくらいにして・・ 聞くところによると、部落制度を未だに根強く継承する地域の大人によるそうで す。子供達同士は特に問題は起こらなかったそうです。 懸念するとすれば、保育園の保母さんの資質に限ると思います。差別とかがある のでしたら大問題です。子供に一番良くないです! 引っ越しをして間もないとのことですから、真摯な姿勢で保育所へ相談されてみ るのが、不安を解消する一つの手段だと思います。 あともうひとつは、これからもしばらくその場所で過ごされるのであれば、近所 のご家庭と足並みをそろえるのも・・不安を解消する手段だと思います。 子供の友達関係もその方が把握しやすくなりますし。 どちらのご出身かは分かりませんが、部落を意識しない地域(首都圏)の出身であ れば、とにかく友人とか同僚の方などにもご相談されることをおすすめします。 私たちが考えるほど生やさしいものではないことを再認識するかと思います。 以上は私の経験からのことなので、他の方からのご意見もご参考に。
お礼
ありがとうございます。 私は大阪府郊外に住んでいます。部落の問題は小学生の時から同和教育などで学んでいますが、恐怖を感じた事はないですね。 子供同士が問題なくてもそれに親が首を突っ込み「部落だから・・・」または「部外者だから・・・」というふうにはならないんでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 北海道、東北、北陸に関しては部落は存在しないと聞いた事があります。 私にも同和教育である種スリ込まれているというのがあるかもしれません。 気にしないでいいのですね。