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地球温暖化
突然ですが、地球温暖化にとって農業地の減少というのは 温暖化を遅らす事なのですか?それとも、より進行させてしまう、 事なのですか?いまいち、農業が地球温暖化にどう影響するのか わかりません。三人で↓のような資料を現在パワーポイントを使って 作成しているのですが、僕の担当は3の農地の減少を任されました。 しかし、地球にとって 良い?悪い?がはっきりしないため、 書こうにも 書けない状態です。 できましたら、なぜ良い?なぜ悪い?を英語で解説してるサイト(日本語でもOK)も教えて頂けないでしょうか? わがまま 言ってもうしわけありませんが・・・ Plants 1、Planting trees slowing desertification 2、Stop making millions of hectares of tropical forest in logging and mining of mineral 3、Reduce farmlands.
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- coralseaco2
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農地の関連では、アマゾン周辺や東南アジアの例のように森林を開墾したり、焼き払ったりして新たに農地とした場合や焼き畑農業では、炭酸ガスを排出します。 一方、堆肥を田畑に入れた場合は土壌中に腐植の形で炭素をため込みますので、炭酸ガスを減らします。ただし、腐植は少しずつ分解して、数十年後にはわずかになってしまいます。赤土から黒土に移行する過程で土壌中に腐植がたまって行きます。関東ロームのような火山灰土は腐植を多く含みます。緯度が高くなるにつれて低温になり、有機質の分解が緩慢になるため、土壌中の腐植が多くなります。 水田は湿地と同様であるため、メタンが出ていますが、もともと水稲に吸収された空気中の炭酸ガスが起源ですから、炭酸ガスがメタンに置き換わったことになります。 畜産関係では牛などの反すう動物が出すゲップの中のメタンの量が多いことが知られていて、メタンの排出を減らす飼料の研究も行われています。このメタンも炭酸ガスを取り込んだ牧草、濃厚飼料が反すう胃の中で分解する過程で出たものですから、炭酸ガスからメタンに置き換わったものです。 窒素肥料を土壌に施用すると、肥料の一部は一酸化二窒素に変化して土壌から出てきます。 実は地球温暖化の原因は温室効果ガスであるとしているIPCC報告の多くの部分は誤りであり、温室効果ガスとされる炭酸ガス、メタン、一酸化二窒素の排出を削減する必要はありません。 農業分野が出す炭酸ガスとメタン、一酸化二窒素は地球温暖化と何ら関係していません。 1896年にアレニウスは炭酸ガス濃度が2倍になると気温が5~6度上昇すると主張しました。1865年に炭酸ガスが温室効果ガスであることを発見したチンダルが、1900年頃に実験で炭酸ガス濃度を2倍にしても炭酸ガスによる吸収が増えないことを明らかにし、温暖化炭酸ガス原因説を既に論破しています。 当時の炭酸ガス濃度でも既に炭酸ガスによる赤外線の吸収は飽和していて、それ以上に濃度を高めても吸収は増えず、温室効果も高まらないということです。 温暖化炭酸ガス原因説では、炭酸ガスには温室効果があり、現状よりも濃度が高くなると、炭酸ガスによる地表からの放射の吸収が増えて、地球から宇宙に出て行く放射が減少するから、温度が上昇すると説明されています。 しかし、炭酸ガスに温室効果がある所までは合っていますが、その後の部分は間違っています。炭酸ガスは、地表からの地球放射のうち、吸収可能な波長15μmの赤外線をものすごく強く吸収します。わずか1mで9割以上、5mで98.4%、10mでは100%吸収します。 http://www.sundogpublishing.com/fig9-13.pdf 1mの空気柱の赤外線吸収率(Petty) 現在の炭酸ガス濃度は390ppmですから、わずか百分の1の3.9ppmしかなくても、波長15μmの地球放射は1000mの高さまでで全部吸収されてしまいます。ということは、温室効果の大きさはゼロと3.9ppmの間には明らかな差がありますが、3.9ppmと産業革命前の濃度280ppmとの間、280ppmと現在の390ppmの間、390ppmと2倍の780ppmの間に温室効果の差はありません。 実際に炭酸ガスが吸収できる15μmの波長では、地球放射と同じ大きさの大気放射が観測されていて、地表から上向きに出た地球放射はすべて炭酸ガスに吸収され、周囲の空気を暖めることなく、再放射されて大気放射として地表に戻っています。 http://www.asahi-net.or.jp/~rk7j-kndu/kenkyu/ke03.html 近藤純正先生のHPの図 3.5 http://www.aist.go.jp/ETL/jp/results/bulletin/pdf/62-6/nishimoto72.pdf 大気放射スペクトル測定例 15μmの波長では炭酸ガスに吸収されずに宇宙まで出て行っている地球放射は全くありませんから、炭酸ガスの濃度が高くなっても、炭酸ガスによる吸収は増えませんし、温室効果も増しません。炭酸ガスはすでに温室効果を100%発揮済みであり、これ以上の温室効果は発揮できません。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Atmospheric_Transmission_JA.png 大気通過後の放射スペクトル分布 水蒸気と炭酸ガスの吸収波長の地球放射は全て吸収されてしまうため、宇宙まで出て行けない。地表からの地球放射のうち、宇宙まで出て行き、放射冷却を生じるのは、どの温室効果ガスにも吸収されない大気の窓領域の波長の部分のみ。 炭酸ガス濃度が増すと、15μmの吸収波長域が長波長側と短波長側に広がるから、温室効果が高まるとの主張(地球温暖化懐疑論批判、地球温暖化懐疑論へのコメントVer.3)がありますが、それは水蒸気が存在しない架空の世界での話で、実際の空気には炭酸ガスの50倍近い水蒸気が含まれていて、広がるはずの波長域と吸収波長が重なっています。従って、広がるはずの波長域は水蒸気によって既に吸収されてしまっていますから、炭酸ガス濃度が増しても温室効果は高まりません。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Atmospheric_Transmission_JA.png 大気通過後の放射スペクトル分布 炭酸ガスに一度吸収された地球放射は半分が上向きに再放射され、炭酸ガス濃度が増すと、吸収と再放射を繰り返して宇宙へ出て行く距離が増すから温室効果が高まるとの主張がありますが、地表では15μmについて上向き地球放射と同じ大きさの下向き大気放射が観測されています。 従って、炭酸ガスが吸収して上向きに再放射した分は吸収と再放射を繰り返し、結局、全部下向きになって地表に戻ったことになります。15μmの地球放射と大気放射の差引はゼロで、宇宙に出て行く放射はありませんから、上記の主張は誤りであることがわかります。 熱収支図でも大気の窓領域から直接宇宙に出る放射40を除く地球放射350 のうち、半分の175を圧倒的に超える324が地表に大気放射として戻っていますから、水蒸気と炭酸ガスの両方の温室効果の場合でも、水蒸気と炭酸ガスによる地球放射の吸収後の再放射の半分が上向きで吸収と再放射を繰り返しながら宇宙に出て行くというストーリーが誤りであるのは明らかです。 350と324の差の26は大気の窓領域の放射が曇天時などに黒体としてふるまう雲に吸収されて雲を暖め、地表に戻らずに雲の上面から宇宙に向けて黒体放射した分と考えられます。 大気の窓領域関係分の40+26は水蒸気も炭酸ガスも吸収できない波長ですから、水蒸気と炭酸ガスの濃度が高くなっても数値は変化しません。 熱収支図で見ても炭酸ガス濃度の上昇や水蒸気濃度の上昇によって数値が変化する箇所はなく、温室効果が増大する余地はありません。 http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/01/01080201/03.gif 成層圏のような低温低圧の高空は未飽和だから、炭酸ガス濃度が増すと、温室効果が高まるという説がありますが、人工衛星からの観測では炭酸ガスが吸収可能な波長15μm(波数670/cm)について、気温-53度(220K)の成層圏下部からの放射をとらえています。 0.1気圧では、わずか1mの空気柱でみると吸収は未飽和でも、実際の成層圏下部の厚みははるかに大きく、数十m、数百mの空気柱で考えると、吸収は飽和していますから、炭酸ガス濃度が高くなっても、温室効果は高まりません。 また、地表からの15μmの地球放射は高さ10m未満で全て炭酸ガスに吸収されていて、成層圏下部まで届いている15μmの地球放射は存在しません。成層圏下部は炭酸ガスが赤外線を吸収する所ではなくて、-53度の空気に含まれる炭酸ガスが15μmの赤外線を放射する所です。 http://www.warwickhughes.com/papers/barrett_ee05.pdf http://www.sundogpublishing.com/fig9-13.pdf 1mの空気柱、0.1気圧での炭酸ガスによる赤外線の吸収スペクトル http://www.s-yamaga.jp/nanimono/taikitoumi/taikitotaiyoenergy.htm 太陽スペクトルと大気の吸収の図 炭酸ガスは高度11kmでも15μmの吸収率100% 温暖化は1900年代後半の、8000年ぶりという極めて活発な太陽活動による自然現象です。過去400年で見ても1900年代後半の太陽活動は最も活発です。太陽活動の気温への影響のタイムラグ(時間的遅れ)は15年位であり、太陽活動の低下の影響は2015年頃から出てきます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%A4%89%E5%8B%95 太陽変動 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Sunspot_Numbers.png 400年間の太陽黒点数の推移 http://www.mission-k.net/globalwarming/cosmicray/cosmicray.html
- g-space
- ベストアンサー率44% (49/109)
基本的にはNo.1の方の回答の通りで、人間にとってプラスになるかマイナスになるかは一概に言えないでしょう。 ただ、「地球にとって良いか悪いか」という視点は、科学的にはまったく重要でない(意味がない)ことを認識しておくと、視点の持ち方として役に立つかもしれません。「地球にとって良いか悪いか」は実は「人間にとって良いか悪いか」と等価であって、人間目線(人間中心)の話なのですから。 蛇足ですが、地球の平均気温が現在の状態に保たれているのは、大気中の二酸化炭素や水蒸気、メタン等のガスの効果によるものです。特に二酸化炭素の存在は重要で、これがなければ地球の平均気温は氷点下です。 ただし、だからといって、二酸化炭素が「地球温暖化」を促進する主要因になっているかどうかはよくわかっていません。言えることは、地球の歴史上、これほど短期間に急激に大気中の二酸化炭素量が増えるという事態は、小天体の衝突などにより地殻に固定化されていた二酸化炭素が放出された場合を除き、ほとんどなかったことが確かだということです。 二酸化炭素は約10万年のサイクルで、大気→海→地殻→大気→・・・と地表を循環しています。大気中の二酸化炭素量に短期間で大きな変動があった場合、長期的には(数十万年という時間をかけて)地球大気は安定化するでしょうけれども、人間が生きていく時間スケール(非常に短い時間)で考えれば、振れ幅の大きい変動があって当たり前でしょう。人間はその活動により、すでに「大気中の二酸化炭素量に大きな変動」を与えています。この認識のもとに、まだ知られてない短期的な安定化サイクルがある可能性を排除せず、二酸化炭素に注意を払うのは当然のことです。
- suraimuken
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農業地は森林とは別物です。 京都議定書で日本は、森林でCO2を吸収する、としているが 農地はCO2を吸収しない、としていることからもわかります。 また、農業地は少なからず自然への害を与えています。 農薬、農業用機械、肥料、土壌の成分バランス崩壊 etc とりあえず、農業地の減少は地球環境にとって良いことであると断言はできますが 英語のサイトはわからないです。 公式サイトで農業地の減少が地球環境をよくする、と言及しているところはないのではないでしょうか。 あったとすると、農業利権を得ている団体に圧力をかけられてつぶされますから。 余談で、二酸化炭素が地球温暖化の原因、というマスコミによる扇動ですが、これは逆です。 自然破壊や別の温暖化促進物質を排出した副産物として、二酸化炭素も増えてきたのです。 いくら増えても、呼吸が苦しくなるレベルにでもならない限り、 二酸化炭素自体に地球の温度を上昇させるだけの力はありません。
参考までにですが、科学者の90パーセントは、二酸化炭素が、 地球温暖化の原因では無いと考えている というのを東大の教授が話していたそうですが、 原因が水蒸気だとすると、水田は温暖化を進める側でしょう 二酸化炭素だというなら、成長する植物は、光合成が活発なので 温暖化を抑えるでしょう 個人の意見としては、温暖化の原因が二酸化炭素だというのは 無理がありすぎるので、前者だと思います でも地球規模の事を、地域の稲作に責任転嫁すること自体、 如何なものかとも思いますが、参考までに
- aburakuni
- ベストアンサー率30% (470/1562)
農地については以下の様な要因によって、プラスにもマイナスにもなります。 1)農地になる前の状態、農地を使用しなくなった時の行く末。 2)農業の遣り方、環境負荷の大小。 3)生産物とその用途。 また、環境対策が一筋縄で行かない理由は、添付試料を見て下さい。