業績リストへの論文タイトル等転記ミスは故意、過失?
大学の人事等の際に提出する業績リストに事実と異なる記載がありました。
(正しい論文タイトル等の記載)
(1)Taro Sato, Jiro Kato:「I am a cat.」 Journal of Japanese 2011
(実際の記載)
佐藤太郎: "私は猫である" 日本語ジャーナル 2011
こんなふうに英語の論文を日本語の論文であるかのようにタイトル等を書き換えて記載されていました。著者も共著じゃなく単著でした。しかも、業績リスト記載の他の論文に
(2)Taro Sato, Jiro Kato : 「I am a cat.」 Journal of society of Japan 2009
と別のジャーナルから同一タイトル等で論文が出版されており、中身を調べたら(1)と(2)は全く同じでした。同一内容の論文を重複記載する業績水増しを隠すための偽装工作ではないかと記載者が疑われています。
記載者は「不注意による記載ミス」と主張していますが、裁定側は「業績リストに業績を記載する場合は通常実物の記載を転記するか転記した文献を転記するので、うっかり英語の論文を日本語の論文に取り違えたり、うっかり日本語訳したかのように写し間違えたとは非常に考え難い。他の同一内容の論文も業績リストに記載されており、水増しを隠すという動機も考えられることから、故意と考えるのが相当である。」とされてしましました。
本当にこういう転記ミスは故意と考えられるのでしょうか?
私は内心の問題ですから故意か過失か決められないと思うのですが。
お礼
ありがとうございました。 検索も上手くやらないと、思ったものが出てこないんですよね。 それでつい、教えてに頼ってしまいます。