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弁護士になりたい 大学一年 指針を
- 大学一年の法学部学生が弁護士を目指すための指針を求めています。現在は大阪市立大学に在籍しており、法科大学院を目指しています。過去にはビジ法の3級、宅建、法学検定の司法コースと行政コースを取得しており、基礎的な知識はあると考えています。
- 具体的な勉強の方法についてのアドバイスを求めており、予備校通いの有無についても悩んでいます。
- 質問者は将来法律関係の仕事に就きたいという夢を持ち、早くから勉強を始めてきました。しかし、自分に足りないことや取り組むべき方法についてアドバイスを求めています。
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質問者が選んだベストアンサー
私は今ロースクールの3年生です。以下、わたしの経験から考えを述べますが、参考にされれば幸いです。 大学一年生の段階ですでに宅建の資格を持っているとは意識が高くて大変すばらしいと思います。ただ、まだ大学一年生の段階なので大学の授業を軽視しないことが肝心です。まずしっかり大学の講義に出席してください。学部の成績がよければその先のロースクール入試においてアドバンテージになります。 予備校に通うメリットは大学の講義の理解の助けになると言うことです。予備校の授業は初学者から無理なく学習できるようにカリキュラムが練られています(伊藤塾でいうと体型マスター、基礎マスター講座)。それを予習代わりに受けつつ大学の講義を受けると、理解の早さ深さが2倍も3倍も違うことが実感できます。そして大学では基本的に答案作成方法は全く教えられません。これは司法試験を目指す以上必須の能力であるので、予備校などで会得する必要があります。ただ、大学1年生から予備校に通うとなると、費用もそれなりにかかってきます。ロースクール入試までまだ4年もあるのでモチベーションを保つのもなかなか大変です。私の周りには大学3年から通い出してそれなりのロースクールに進学した友達も多くいます(わたしもそのくちです)。1年生からとは言いませんが、2年の前期からもしくは2年の後期から通い始めるのが理想だといえるでしょう。 せっかく今の段階でそれだけ高い意識をお持ちなので、市大のローで満足せずににもっとうえをめざしてはいかがでしょうか?関西では神戸大学が評判がかなり高いです。大阪大学は旧態依然とした教育で、京都大学は新司法試験レベル以上の高度なことをやらされていると聞き、あまり評判はよくないです。市大は少人数であるが故にアットホームな雰囲気で、先生との距離が近い点がいいが、悪くいえばぬるい雰囲気があり、あと自習室などの設備が最悪と今市大のローに行っている友達が言っていました。 当然ロースクールは既修で入学することを目標にしてください。国立のローにはいるためには適性試験の勉強も軽視してはいけませんが3年からで十分です。とりあえず今はたくさん本を読み、長文読解力をつけること、論理力をつけることが大事です(一般教養で論理学という講義を受履修することは有益です)。これらの能力は適性試験だけでなくその先の新司法試験では不可欠の能力といえます。 新司法試験突破のキーワードは盤石な基礎、論理的な表現力です。是非がんばってください。その他質問があれば遠慮なくどうぞ。