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お勧めの本、参考書など
法科大学院へ進みたいと思っているのですが、私が春から通うことになっている大学には法科大学院はおろか法学部すらありません。進学するのは、地元国立大の経済学部法律コースです。経済的事情で地元の大学以外にいけなかったので、予備校に通うのも難しいです。 法科大学院は出来れば2年コースのほうに行きたいと思っているので、難関大学の法学部の人に負けないように、大学の勉強とは別に自分でも勉強したいのですが、何かおすすめの本や参考書、勉強法はありませんでしょうか。また、法学の初心者が読んでおくと良い本などがありましたら教えてください。よろしくお願いします。
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大学合格おめでとうございます。 まず、当然ですが六法を買いましょう。 ポケット六法やコンパクト六法でよいと思います。 判例六法もいいと思います。どれか一つは買いましょう。 古本はだめですよ。法律は改正されるものですから。 そして勉強における六法の使い方ですが、どんな細かいことでも六法でその根拠となる条文を探しましょう。これが重要なんです。 さて、具体的な勉強ですが、法科大学院進学を目的とするなら、憲法、民法、刑法(以上が上三法)、商法・会社法・手形小切手法(まとめて商法となっている場合もあります)、民事訴訟法、刑事訴訟法(以上が下三法、上と合わせて六法です)、行政法(行政法という法律はなく、行政分野の法)の勉強が必要です。他にも適性試験なんてのもありますが、これはおいておきます。 いろいろありますが、私はまず民法からはじめるべきだと思います。次に、憲法、刑法と上三法を勉強しましょう(大学1年ではここまでできれば十分です)。そして商法、民訴、刑訴、行政法を勉強しましょう。 ここでは長くなるので民法のみアドバイスさせていただきます。 まず教科書となるものですが、いきなり基本書では初学者は厳しいと思います。ですので最初は予備校が出版してるものでもよいと思います。 基本書は読まなくていいというわけではありませんよ。他の方がアドバイスなさってるようなので書きませんが、いずれ良い基本書を読んでください。 予備校本では、伊藤塾の試験対策講座、LECのC-BOOK、Wセミナーのコンパクトデバイスあたりが主流だと思います。 大学生協や大きい書店ならあると思うので、実際に読んでみて、自分にあっていると思うものを選ぶといいでしょう。 さて勉強ですが、一回では理解できませんし、覚えられないのが普通です。何度も読みましょう。もちろん六法もです。 しかし、何度も読むだけでも足りません。できるだけ早い段階でどんどん論文問題を解きましょう。問題が解けなければ意味ありません。 Wセミナーが何種か論文問題集を出版してます。他にもあると思いますが、今思い出せないので勘弁してください。 論文問題には、事例問題と一行問題と二つあります。最近は事例問題の出題が多いと思います。 いずれにしても何問も解いていては時間がかかりすぎるので、答案構成といって書くことを論理的にメモするだけでいいと思います。でも何問かに一問くらいは実際に論文を書いてみたほうがいいです。 事例問題の答案は、(1)問題提起、(2)法律の解釈→規範(要件など)、(3)規範に事例をあてはめ、(4)結論という流れを意識しましょう。 一行問題は、あるテーマが出題されますが、答案ではそのテーマに関する教科書の目次を思い出して解答するとよいと思います。 例えば、○章1節、2節、3節とあったとして、問題となるテーマが2節のテーマならば、答案は○章の総論的なことから書き始めて1節、2節と進めて、3節にも触れて終了するといったかんじでいいと思います。もちろん2節をたくさん書くように。 教科書に出てきた判例は、判例百選などで読んでおきましょう。後々とても役に立ちます。 以上のことができれば1年目は十分だと思います。 わからないことは先生に質問しましょう(ただし、先生が採っている説は、一般的な説(通説)や判例とは異なるかもしれません)。 高い実力を持っていると思われる先輩でもいいと思います。 長文失礼しました。
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- 87miyabi
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基本書がいいと思いますよ。 AAA司法試験基本書ガイドブックのサイトにまとまっています 検索してみてください。 まずは、上三法(憲法 民法 刑法) を学習するのがオーソドックスなやりかたです。 人によっては予備校本中心の人もいますね。 (シケタイ、Cブックなど) とっつきやすいですが、 あまりお勧めしません。