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ヘプタナール、4-ヘプタノン、2,4ジメチル3ペンタノンの沸点
「ヘプタナール、4-ヘプタノン、2,4ジメチル3ペンタノンは異性体で、沸点はそれぞれ155℃、144℃、124℃である。沸点がこの順序になる理由を説明せ。」という問題です。どなたか教えていただけないでしょうか?
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- htms42
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プロパナル=プロピオンアルデヒド 沸点49℃ アセトン 沸点 56.5℃ doc sunday様の心配が当たっていますね。 CH3-(CO)-CH3 CH3-CH2-(CO)-H アセトンは対称性が良くてパッキングがうまくいくという面もあるかもしれません。 ヘプタナルで端についていたCOが4-ヘプタノンで真ん中についています。 CH3-CH2-CH2-CH2-CH2-CH2-(CO)-H CH3-CH2-CH2-(CO)-CH2-CH2-CH3 炭素3つ分ジャンプしています。これだけ違っていて沸点が10度しか違っていないのですから差が小さければ別の効果も考慮する必要がでてくるのだろうと思います。 C2H5-(CO)-C2H5 101℃ CH3-(CO)-C3H7 102℃ C4H9-(CO)-H 103℃ ではほとんど差がないのに C2H5-(CO)-C3H7 124℃ CH3-(CO)-C4H9 150℃ C5H11-(CO)ーH 131℃ ではかなりの差です。 単純ではないようですね。 ただ質問の物質の組み合わせは大雑把な判断が当てはまるようなものを選んでいるような気がします。
4-ヘプタノンと2,4ジメチル3ペンタノンは、 「分枝」が多い「球形」に近い分子の方が分子間力は小さい。 という基本則があるので、問題無いのですが。 アルデヒドって結構沸点が低いのでケトンとの差異が私には説明出来ません。
- htms42
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沸点は分子間力の大小によって決まります。 この分子間力は構造による部分と分子量による部分とがあります。異性体ですので分子量は同じです。 エタノールとジメチルエーテルの沸点の比較と同じように考えればいいでしょう。 アセトンとプロパナルでも同じです。 御質問の3つの分子の構造を描いてみてください。 極性基がだんだんとうちら側に入っています。 極性基がむき出しで隣の分子との距離が短い方が分子間の力が強くなります。 こういうのでダメですか。
補足
カルボニル基のOとCは分極しており、3つの化合物はすべて極性分子だと言えるので、分散力から沸点の違いを説明する事が出来ないと考えられる ここまで考えてみたんですけど…