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発音記号がアルファベットにそっくりなのは何故?
中国語を学んでいたときにも、発音記号が出てきました。ピンインですね。 そこで疑問に思ったのですが、中国語であるにもかかわらずアルファベットに似ている わけです。 小学校で日本人は50音を学びますが、発音記号を習った記憶はありません。 アメリカ人が母国語である英語を学ぶとき、発音記号をも学ぶのでしょうか? 中国人が母国語を学ぶとき、ピンインをも学ぶのでしょうか? 口を丸くあけて、舌を丸めて……ちょっと想像がつきません。 発音記号が載っていれば、発音できるものでしょうか? ホントかなあ?
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No.1の方とは”発音記号”について違うことを書きます。私はある本で読んだのですが”アメリカの学校では発音記号(国際発音記号)を使わないし教えないそうです。フォニックスと言うものがあり、それで知らない単語の読み方を知るのだそうです。 bは「ブ」、eは「エ」、dは「ドゥ」という音だと習宇と”bed”を初めてみた時声に出して正しく読める、のだそうです。そのようにして、 幾つかの文字と音の組み合わせを覚えて、単語の読み方を習うのだそうです。私は100%この方式に納得している訳ではありませんが、母語者向けの英語辞典の発音が難しい単語には、昔は読み方を記載し低増したが、それは国際発音記号ではなく、英語の簡単な綴りを援用しているように思います。 発音記号は幾ら記号だけを覚えても、その記号の正しい”音価”も合わせて知らないとダメです。私は中学1年生の時に、発音記号を覚えましたが、私の英語を英語を母語とする人にちゃんと理解して貰えるようになったのは、高校生の時にアメリカ人の所へ数ヶ月以上通って集に一回聖書を読み始めてからですね。それ以来、初出の英単語の発音を知る為には、実際の音を聴かなくても、発音記号で正しく発音できるようになりました。 ところが、ドイツ語を始めた時、英語で使われている記号と殆ど共通の記号を使っていますが、実際には”音”が違うものがあることを知りました。 中国語の発音記号は、英語やドイツ語で習ったものと同じ記号でも”音”が違っているものが結構あるように感じていますが、私の勘違いですかね。 ご質問への回答になっていないのではと思いますが、、、。
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- ringox
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こんにちは。 (1)ピンインは中国共産党が将来漢字を廃止してアルファベット表記にしようと試みた政策です。その政策は失敗しましたが、現在、大陸では学校で学び、発音記号として、また、中国の地名などのアルファベット表記の統一的表記として役立っています。アルファベットに似ているのではなく、将来全表記自体をアルファベットにしようとしたわけです。 それまでは「注音符号」を用いていましたし、今でも台湾での教育はこちらです。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A8%E9%9F%B3%E7%AC%A6%E5%8F%B7 (2)日本人は、仮名をルビなどに使い発音記号代わりにしますからね。 駅などはローマ字表記が、実は発音記号代わりですね。駅はヘボン式ローマ字ですが(例:しshi、つtsu)、日本の小学校ではいまだに訓令式(例:しsi、つtu)で、違いがあります。 (3)一般的なアメリカ人は学校で発音記号は学びません。日本でみなれたIPA式は一般的ではありません。普通は英語の綴りにそって表記します。エイは「ay」、イーは「ee」などです。「『θ』の発音」と書いても「何?」とたぶん言われます。(ちなみに曖昧母音はuhであり、アメリカ人はcup、cutのuと同じ認識です。まあ、ここでは関係ありませんね。聞かれていることだけを回答すべきで個人的意見だとか聞かれていない知識のひけらかしは無用だと思うのですが、、、)
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中国共産党が将来漢字を「廃止」しようとしたことは、非常に驚きました。4000年の歴史(北京五輪で5000年になりました)を何と思っているのか? しかし、始皇帝が度量衡を統一して、他の文字を廃止してしまったように、思い切ったことをやるところだと納得もしました。
wy1です。発音記号で初出の単語の正しい発音が出来るようになった、と言うことは、その発音記号の英語として教養範囲の音はどのような音なのかを身に付けた後、応用で出来るのだと思います。ただし、英語で”e"をひっくり返した母音の記号がありますね。これは、”曖昧母音”(schwa)と呼ばれる音で、英語ではアクセントが付けられないので、前後の母音の影響を受けて、”イ”、”ア”、”エ”、”ウ”、”オ”とも聞えるような音に聞えます。それをドイツ語に使うと、日本語の”エ”でも結構理解されます。無論日本語の”エ”ではないのですが 英語の音とは全く違います。 このように”国際発音記号”は”凡その発音を表す記号で”であることをご承知下さい。簡単に言えば日本の語の"仮名振り”のような働きをするものです。普通、日本の英和辞書に使われているものは大抵"簡易発音記号”と呼ばれるものでしょう。専門家はもっと細かく分類した記号を使っています。 "発音”が最初にあり、"記号”をそれが表現する"発音”とを正確に結び付けて覚えることが絶対に欠かせないと思います。
お礼
表記よりも発音が先にくるものですよね。「簡単に言えば日本の語の"仮名振り”のような働きをするものです」と言われてみて、はじめて気付きました。「英語で”e"をひっくり返した母音の記号がありますね。これは、”曖昧母音”(schwa)と呼ばれる音で」このあたりは、日本語に訳す側も適切な訳語を見つけるのが大変だったような気がします。曖昧母音…なんだか、そのまんまのような…(笑)。
- tanuki4u
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E5%A3%B0%E5%AD%A6 音声学でした。 本来、アルファベットは表音記号で、アルファベット通りに発音すればいいのですが、ずれて来ちゃう。 17世紀の欽定聖書で英語の表記は一応固定化されたのですが、実際の発音は変化しちゃう。で、表記方法もずれたらしい。 ところが、18世紀になって、「それじゃ、かっこわるいじゃん」語源に正しく表示しようよという運動がイギリスで生まれて、語源に基づく表記にしようとなったそうだ。この辺は 英語の語源 (講談社現代新書 480) (新書)渡部 昇一 (著) この辺の受け売り
お礼
そうだったのですか。参考になりました。ご提示された参考文献も機会があったら読んでみますね。
- tanuki4u
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1 発音記号 欧米で発音学というのは始まったのですから、彼らが分かり易いアルファベットで発音記号をつくったわけです。 2 ピンイン 欧米の発音記号に準じて作ったわけです。 漢字を読むのは大変なので、確か毛沢東の指示でピンイン表記で中国語を表記するという動きもありましたが、それでは中国語の意味が分からなくなるので止めたと記憶しております。韓国でハングルだけで表記するようなものなので。 3 アメリカ人 http://ext.dictionary.goo.ne.jp/leaf/ej/enough/m0u/enough/ 普通に発音記号が付いています。
お礼
「発音学」というものがあるのですか。全然、知りませんでした。日本にもあるのでしょうか? 毛沢東は、縦書きの中国語を横書きにした人物だったと記憶しております。中国語のピンイン表記を見たときには、さすがに面食らいました。
お礼
「音価」ですか。印象的な言葉を教えていただきました。言葉を覚えるには、語源も大切だと思います。「実際の音を聴かなくても、発音記号で正しく発音できるようになりました」という一文には、驚きました。そういったことが可能になるのですね。発音記号の存在意義がさっぱり分からず、英語の教師も分かっていないので、学生時代はまったく勉強しませんでしたが(笑)。たしか、フランス語の文章には、読まない単語、というものがあったように記憶しています。映画をレンタルしてきて、フランス語の字幕でフランス語の音声で聞くと、字幕の移り変わりが早かったようなことがありました。発音記号ですべての言語の発音を表記するのには、無理がある気がしますねえ…。