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コンセプトから完成まで

デザインをしている方に質問です。デザインのコンセプトが決まってから、どういうふうにして、そのコンセプトにそった形をつくっていくのでしょうか?ひとつの仕事に関して、いくつかのアイデアが出てくると思うのですが、どうやってひとつに絞り込んでいくんでしょうか?コンセプトとデザインがぴったりとマッチする瞬間っていうか、そういう感覚がわかりません。 今まで閃きのままにつくっていたんですが、強い制作意図みたいなものが感じられないんです。閃きのおもむくままでは良くないのかなあと思ったりして、わからなくなってきてしまっています。アドバイスをお願いします。

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  • gdk2
  • ベストアンサー率40% (26/64)
回答No.2

その道のものです。 コンセプトから、形作る方法というのは、それぞれのスタンスや仕事のスパン、クライアントとの制作上の意向など、一概にこれというものはないかもしれません。 しかし、デザイン制作の上で必ず意識しなければいけないものがあり、それに向けてビジュアルを形作るということが、あなたがおっしゃっている一連の流れをスムーズに運ばせる一つの方法であると思います。 意識しなければいけないものとは、消費者(ターゲット)です。あなたの制作した物は最終的に誰に向けて作られる物かという意識が一番大切です。どんなに良い閃きと感じられる物であっても、それを見る人たちに伝わらなければ良いデザインとは言えません。 コンセプトに対して、多くの案(似たビジュアルや、アレンジ等ではなく)、あらゆる角度、方向からのコンセプトへのアプローチでそれぞれを考察・制作し、 「この消費者はどのようなものを望んでいるから、この様なビジュアルが、こういう理由から好ましいのではないか・・・」 と一つ一つを掘り下げていくことが大切です。この段階で、メッセージ力の弱いものを省いていけばよいでしょう。 閃きはとても大切ですが、そこに道筋がなければ説得力のないものとなります。一つのコンセプトに対しても、考え方・感じ方はひとそれぞれ。そこで、クライアントの価値観、方向性なども加え、最終的に一つのビジュアルとして完成されます。 デザインとは、結局一人で作り上げるものではないのかもしれません。それに関わるあらゆる考え方を盛り込んだ集合作品なのかもしれませんね。

mag-8791
質問者

お礼

ありがとうございます。自分は今まで、目の前にいるお客さまの反応ばかりを意識して作っていたように思います。だけど、本当はお客さまの向こうにいる、それを目にする人たちへ、どう伝えたいかなんですね! それを教えてもらったことで、違った角度から考えることができるような気がしてきました!それに、いろいろ考えるのも悪くない、と思いました。

その他の回答 (2)

noname#155689
noname#155689
回答No.3

広告の、コンセプトの側をつくっている者です。 (デザイナーじゃないのにデシャばってゴメンね。) 川久保玲や山本耀司はデザイン画を書かずに 言葉でスタッフにコンセプトを伝えるんだってね。 しかも、思い切り抽象的な言葉で。 昔のファッション誌で、コム・デ・ギャルソンの香水の コンセプト書を見たことがあるんですけど 気分を表す単語がズラ~ッと並んでいただけでした。 で、後日、試作品が幾つか並んで 川久保玲が「うん、コレが望んでいたイメージそのもの」って ある1本をスッと選ぶ。 何かそんなのに憧れちゃたりするんだけど さすがに自分はそんな抽象的な言葉だけで伝えることは出来なくて も少し生真面目に課題と目標、ゴールイメージを設定したりするんだけど でも、一応コンセプトが設定出来ているというコトは ぼんやりとビジュアルは見えているんですよ。 (時には、意外とシャープに見えているときもある。) で、そのボンヤリとした感覚は伝えていく。 感覚だから、非常に感覚的な言葉です。 それは、少しでも「クリエイションを触発出来れば!」という 思いから来る。 で、しばらく後にクリエーターが「どう?これで答になっていない?」 って感じでアイディアを持ってきてくれる訳ですが 自分が予見していたビジュアル通りだと「やっぱ、そうだよね~!」って意気投合したり 自分の予見してモノよりずっと貧相だとガッカリするし 自分の予見とは全然違った切り口で説得力あるモノが出てくると それに触発されて自分の中でアイディアが膨らんできたりして感動しちゃうし と、まあ、そういったことが、この仕事の醍醐味だと思います。 各々のクリエイターがどういうプロセスで発想していくのは分かりませんし 人によって違うのでしょうが ただ、コンセプトをつくる側も、最初はモヤモヤと課題ばかりがこんがらがっていて しばらくは関連データーやら何やらを詰め混んで 課題を整理し直してみたり、視点を変えてみたりしているんですが ある時、課題がスス~ッときれいに並んで解決の方向性が見えたり ある言葉やあるイメージが浮かんで、突然「ココがゴールじゃん!」と いう瞬間が来ます。 と、いうか、やっとそういうコトが出来るになってきた、という所でしょうか? >ぴったりとマッチする瞬間っていうか そういう感覚っていうのは自分の場合 「何を悩んでいたんだろう、簡単なコトじゃん」って感じで あっけないぐらい、とっても自然で単純なモノです。 多分、あっけないぐらい自然じゃないと 皆の同意を得れないように思うんですよね。 「うん、言われてみれば当然だ、なぜ気付かなかったんだろう」みたいな。 だって複雑怪奇はたまた奇抜でトリッキーなモノだと 皆、分からないでしょ?不安がるでしょ? などと、思いの向くままに書いてみました。 何か少しでもヒントになれればイイのですが・・・

mag-8791
質問者

お礼

ありがとうございます。ぴったり合う瞬間が「自然なもの」っていいですね!自分はまだ、経験が浅いのか、いつも「いいのかな?」という感じで「自然なこと」っていう感覚を感じたことがありません。でも、ちまたにあふれる広告やCMをみて、「えっ?」って感じることはあります。「えっ?」って思うのはやっぱり違和感があるからなんでしょうね。 自分もいつかはそう感じることができるようになりたいです。

回答No.1

こんにちわ、印刷物系でデザインをやっています。私もたまに「これで良いのかな?・・・」と不安になります。クライアントに全てを突っぱねられない限りは自分の閃きを2.3パターンは見せて、うまく交差するものを見つけていくやり方でひとつひとつ進んでいくようにしています。たぶんmag_8791さんは考え込んで袋小路に入り込んでしまっているのだと思います。一回、今悩んでいる事をしまいこんで、自分の思うまま制作してみてはどうかな、と思います。違う視点が見つかればよいのですが・・がんばってください。

mag-8791
質問者

お礼

ありがとうございます。まさにいつも「これで本当にいいのかな?」って思いながら作っています。そして、自分の閃きも、いろいろなことを考え過ぎて(お客さまはこういうの嫌いかな?とか。自分だけの考えになっているかも、とか。)、封じてしまうこともあります。 初めの段階から全てを求めたら余計にいけないかもしれませんね。何回かお客さまの意見を聞きながら、一緒につくっていくものなんですね。

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