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本漆の製品はもう入手困難なのでしょうか
漆器を日用品として長年使用してきました。日常的に使っていると痛んできますので、15年ぶりに最近百貨店でカタログを見ながら、まとめて購入したのですが、どれもこれも漆独特の香りがなく、グレードを落としたわけではないのに、どうも合成漆かカシューのようです。また、蒔絵も平面的でつまらない図柄に感じます。 全国的に漆に関して、私が前回一式購入した時代と比較して、変化が起きているのでしょうか? ちなみに、会津塗りや紀州塗りを好んで使ってきました。
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noname#84816
回答No.1
職人が少ないってことでしょう 職人がいる地域の工房(店舗があるところ)に行ってみては? http://www.aizu.ne.jp/seki-sikki/index.html http://www.isuke.co.jp/
お礼
ご回答ありがとうございました。 おっしゃるとおり職人がいない、というのもひとつの原因だそうです。和歌山の業者の組合に問い合わせてみたのですが、職人がいない、漆価格の高騰で、以前のようには生産できないという事情があるそうです。そこで割り切って合成漆を吹き付けによって生産することにより、手ごろな価格で供給する方針を主に据えるようにしたそうです。以前のように、一年くらいは漆の香りがする漆器を入手しようとすると、それなりの対価を払わなければ鳴らない時代なのですね。