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有意差の求め方?
4台ある分割機で分割した生地の重量を10回ずつ量りました。この4台それぞれで量った重量には有意差があるのか、を知りたい場合、まず何をどのようにしたらいいのでしょうか?
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2台であれば、平均値と標準偏差から、t検定が定番。 有意差が見られなければ、F検定。U検定も。 それで有意差が見られず、どうしても見たいのであれば、測定回数を無限大に増やす。 >重量には有意差があるのか 検定は、有意差を示すのが目的です。言い換えると、無いことは主張できません。統計学の本には書いてありませんが、上記のように無限大の回数測定すれば、必ず差はでますので。 4台になると、多重比較、という手法になります。2群(2台)ならt検定ですが、これ以上の数だと、H検定、と教科書には書いてあります。 多重比較は、全体で有意差がある、ことしか言えません。すなわち、どの機会が正常に動いていない、なんぞは言えません。多重比較は、大流行していますが、私は、価値をほとんど認めていません。 目的は、正常でない機器を見分けることではないのですか。そうすると、工夫する必要があります。
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- Ishiwara
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目的によって方法が違います。このことは参考書にもきちんと書いてないことが多いので注意が必要です。手法だけにおぼれないように。 (1) 差があると心配なので調べる (2) 差があるらしいので、そのことを客観的に裏付けたい (3) 差はあるという前提で、その値を知りたい (4) 4台の機械がそれぞれに特有のクセをもっているか知りたい (5) 4台の機械が、実は数百台の中からランダムに選んだものであって、その数百台を作る工程のほうを問題にしたい など。
真っ先にすべきことは、本屋さん或いは図書館へ行って統計学の本を買って(借りて)くることです。 これだけではどうかと思いますので、もう少しアドバイスしておきます。 その4台の内どれか一つでも他と異なるものがあるかどうかを知りたいならば「一元配置分散分析」、4台の内でどれとどれが異なるのかという「多重比較」を行いたいのなら「Tukey法」を使うことになるでしょう。 「」内をキーワードにして検索してみてください。