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理想気体に関する問題です

質量mの粒子がM個あり、それが平均速度vで運動している系がある。 この系全体のエネルギーを求めよ。   という問いがあります。答えていただける方はいらっしゃいますか?

質問者が選んだベストアンサー

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noname#160321
noname#160321
回答No.1

ごく常識的には、 単粒子のエネルギー:(1/2)mv^2 全エネルギー:(1/2)Mm^2 になりますけど。

spamp
質問者

お礼

ありがとうございます。 よろしければ途中の計算式も教えていただけますか?

その他の回答 (3)

  • jamf0421
  • ベストアンサー率63% (448/702)
回答No.4

平均速度という意味が曲者ですね。もし2乗平均速度即ち、 (V1^2+V2^2+V3^2+...+VM^2)/M=<V^2>...(1) だとすると話は簡単です。総運動エネルギーは E=(1/2)mV1^2+(1/2)mV2^2+...+(1/2)mVM^2=M*(1/2)m<V^2>...(2) となります。これなら対象はなんでも大丈夫なはなしです。 しかし (V1+V2+....VM)/M=<V>...(3) だとすると話が違ってきます。そうなると早さの平均値の由来が必要です。一応理想気体の分子を考えます。(他の系だとさしあたり考えようがありません。)速度分布関数をN<V>として ∫VN(V)dV=N<V>...(4) の関係があります。N<V>はMaxwellの速度分布で N<V>=N(m/2πkT)^(3/2) x exp(-mV^2/2kT)...(5) ですから、これを(4)に代入して結局 <V>=(8kT/πm)^1/2...(6) となります。これと<V^2>の数値の関係が分かれば(2)をつかって総運動エネルギーがでます。 <V^2>の計算はどこにでもでてますが簡略に出せば以下の如くです。 ガスがviの速度で壁に向かって当り跳ね返ると壁の受ける力積(=分子の運動量変化)が2mviとなります。ガスが1次元だけで動いて単位面積の壁に当るなら(この仮定はあとで正しく直します。)、ある時間Δtの間にはv*Δt*1(1の意味は単位面積)の空間にいた分子が壁にぶつかります。そして分子は体積W(Vと書くと速度と紛らわしいので区別します。)の中に一様分布していたとすると、vΔt/Vだけが壁にぶつかったことになります。結局単位面積の壁のΔtの間に受ける力積の総量は Σ(viΔt/W)2mvi...<7> 単位面積の壁が気体によって受ける力とは圧力PでΔt時間でのり力積はPΔtになりますから PΔt=(1/W)ΣviΔt*mvi...<8> 即ち P=(1/W)Σmvi^2...(8)' となります。<8>で右辺が<7>の半分になっているのは初めの仮定ではv*Δt*1の空間にいる分子がすべて壁に向かったとしているのですが、半分しか向かわずあと半分は反対向きとするからです。ところで分子総数をN個(Avogadro数)として Σvi^2=N<v^2>...(9) です。またいままで1次元としていましたが3次元で3方向に等分にいっているとすれば、(9)と(8)’から PW=(1/3)Nm<v^2>...(10) です。さて気体の総エネルギーは(2)の通りで E=(1/2)Nm<V^2>...(2)' ですからこれと(10)とくらべれば PW=(2/3)E...(11) です。これをPW=RT(普通はPV=RTと書きますが)とくらべれば E=(3/2)RT...(12) であることが判ります。(2)'と(12)から (1/2)m<V^2>=3RT/2N...(13) となります。ここでR/N=kとなります。kはボルツマン定数です。 (13)より <V^2>=3kT/m...(14) で、これと(6)を比べればEを<V>でかけます。 E=(1/2)mM<v^2>=(1/2)mM(8/3π)<V>^2=(4/3π)mM<V>^2 となります。

  • BookerL
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回答No.3

 横から失礼します。 >よろしければ途中の計算式も教えていただけますか?  というのは、 >単粒子のエネルギー:(1/2)mv^2 のことですね?(後の方は、M個の合計が1個の値のM倍、というだけですから。) http://www.fnorio.com/0063work_&_energy1/Work_&_energy1.htm#2 とか http://www.kdcnet.ac.jp/college/buturi/kougi/buturiko/mechanics/mechan4/ke.htm あたりを見てください。 ※でも、「質量mの物体の速度がvであるときの運動エネルギー」の式がわからなくて、理想気体の分子運動に挑むのは無理があるのでは?

noname#116453
noname#116453
回答No.2

質量mの物体が速度vで移動しているときの運動エネルギーが, (1/2)mv^2 であるということは、ニュートン力学の基本です。それがわからないと言われると、化学ではなく、古典力学の説明になります。 で、それがM個あるのだからM倍すれば良いというだけのことです。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/運動エネルギー
spamp
質問者

お礼

なんだかものすごい勘違いをしていました(笑) 皆さんのおかげで気づけました!! ありがとうございます。

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