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カルデロン一家問題と子どもの権利条約
別カテゴリで投稿していたのですが、こちらのカテの方が適切かと思い再度質問させていただきます。 カルデロン夫妻の強制退去が、子どもの権利条約の第9条1項に反しているという指摘がアムネスティや国内の法律家からなされているそうですが、この条約に従うと子を持つ親の逮捕や拘束が、児童虐待以外では出来なくなるということになりませんか? 子どもの権利条約 9条1項 締約国は、子どもがその父母の意思に反してその父母から分離されないことを確保する。ただし、権限のある当局が司法の審査に従うことを条件として適用のある法律及び手続に従いその分離が子どもの最善の利益のために必要であると決定する場合は、この限りでない。
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条約9条4項は,締約国が,父母の一方若しくは双方又は児童に対して抑留,拘禁,追放,退去強制などの措置をとることを容認し,そのような場合の国の努力義務を定めています。したがって,父母を強制退去させる場合は,9錠1項に違反しないという解釈になります。 また,今回の事件では,長女に日本国籍はなく,長女も本来は強制退去の対象となるところを,特別在留許可によって日本に在留することを恩恵的に認めたもの(すなわち,日本国の意思で長女を父母から分離したのではない。父母が別離を希望しなければ,一緒に強制退去処分を受ければ足りる。)ですから,もともと,条約9条1項の対象外の話です。
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- manno1966
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条文を読むとちゃんと従っているように見えますが・・・。 > 子どもがその父母の意思に反してその父母から分離されないことを確保する。 3人とも日本国籍を持っていないから、3人とも強制退去を基本としていましたよね。 > いその分離が子どもの最善の利益のために必要であると決定する場合は、この限りでない。 ただ、今回は子供が日本語しか理解できず母国に返す事が最前とは言えないから、日本に残ることを許可した。 子供の利益を考えた処置と思います。 3人一緒に返る選択肢を与えた上で、子供を残すと親が判断したのだから問題ないと思うのです。
お礼
お礼が遅くなりました。回答をありがとうございます。
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