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退職給付債務
こんにちは。 今、独学で簿記の勉強をしていて「退職給付債務」のところをやっていますが、基本的なところでどうにも理解ができません。 (例題) ある従業員が当期末まで29年勤務し、翌期末に定年により退職予定である。退職予定時の退職給付見込み額は30,000円であり、毎期の退職給付見込み額の発生額は1,000円である。割引率5%のとき、期首および期末の退職給付債務を答えなさい。(円未満四捨五入) (答え) 期首・・・25,397円 期末・・・27,619円 期首については、期首時点で28年なので、退職給付見込みが28,000、割引率を勘案して、28,000÷1.05÷1.05で出します。 期末については、退職給付見込みが29,000で、割引率から29,000÷1.05で出します。 ・・・理解できません。 期首については、普通に28,000円ではないのですか?1年後の期末については29,000円ではないのですか? とは言え、例えば、利率5%で1年後に1万になるとき、現在価値は1万÷1.05≒9,524というのは理解できるんです。 これと、同じような意味だとは思うんですが・・。 給付見込みの発生が28,000ということは、28年経っているのだから、2年後は30年経つということです。なので、28年経った期首時点の25,397に2年分の割引率をかけたところで28,000にしかならないわけで、30年経つのに28,000?って思うんです。 30,000に割引率分を割っていくというなら、上記の現在価値算出の例と同じなので少しは頭の中でリンクするんですが・・・。 このどうにもモヤモヤした感じ、伝わるでしょうか・・・。 ものすごく分かりやすい例とかあればお教えいただけないでしょうか。 よろしくお願いします。
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- minosennin
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先ず、定年(来期末)現在の退職給付見込額30,000円を分解すると、勤続1年目1,000、2年目1,000,3年目1,000・・・30年目1,000となります。(来期末現在の金額です。) 前期末までに28年経過しているので、その28年分をまとめて28,000と当期(29年目)発生分1,000に分けます。 28,000の前期末現価は28,000÷1.05÷1.05→25,397 これが期首残高です。 つぎにこの28,000の当期末残高は28,000÷1.05→26,667 これは25,397×1.05→26,667でも同じことです。 さらに当期発生の1,000÷1.05→952 26,667+952→27,619 これが期末残高です。これは29,000÷1.05→27,619でも同じです。 こんなところでご理解いただけますか。勉強がんばってください。
お礼
ご回答ありがとうございました。 >28,000の前期末現価は28,000÷1.05÷1.05→25,397 これが期首残高です。 この部分が、まさに >25,397に2年分の割引率をかけたところで28,000にしかならないわけで、30年経つのに28,000?って思うんです。 という疑問の核であり、残念ながらまだ払拭できていません。 ということで、すっきりとした未だ理解はできないのですが、おそらく自分の基礎理解レベルがあまりにも低いんだと思います。 もう少し、勉強を進めてみて、それでもまだ分からないようならまた質問したいと思います。