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ハチャトゥリアンの音楽について
ハチャトゥリアンについて、興味があり、本を読んでいるのですが、一箇所わからない所があり、質問をさせてください。 ハチャトゥリアンの音楽では、しばしば、民族音楽が使われており、諸民族の特有のアクセントの移動やリズムの重心の移動、非対称の構成などの要素がみられる。 と本に書いてあったのですが、リズムの重心の移動、非対称の構成の意味がわかりません。 どなたか、わかりやすく説明していただけますか? よろしくお願いいたします。
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まだ回答がないようなので 自分なりにわかることを少し。 「リズムの重心の移動」がよくわかるのは 「ガイーヌ」の中で最も有名な 「剣の舞」の中間部のティンパニパートではないかと 思います。 曲のはじめは2/4拍子・強弱・強弱の繰り返しですが 中間部は3/4拍子になります。 木管楽器が軽く,そして緩やかな旋律を奏で, 途中チェロがいかにも民族的なオブリガートを弾きます。 この間,ティンパニが 前半部分と同じ音形(DAAD)を拍子が変わっても 続けるのです。3拍子になりましたら強弱弱となりますが そこはDAA DDA ADD AAD と続いていくのです。 このあたりが 拍子が変わっても,同じ音で リズムの調子を変えて演奏をしていくわかりやい例では ないでしょうか。 素人の判断ですが,ご参考になれば。 ぜひ質問者様も曲を聞いてみてください。
お礼
お礼が遅くなり、大変申し訳ありません。 わかりやすい説明をありがとうございました。 疑問が全て解決しました。 ありがとうございました。