※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:免疫沈降法を用いた実験手法)
免疫沈降法を用いた実験手法
このQ&Aのポイント
タンパク質の複合体形成を証明するための実験手法である免疫沈降法について紹介します。
アンチボディを用いた免疫沈降により、タンパク質Aとタンパク質Bが複合体を形成していることを確認します。
また、3つのタンパク質A, B, Cが複合体を形成していることを証明する際には、アンチボディを用いた免疫沈降後にクロスリンクを解除し、再度の免疫沈降を行います。
2つのタンパク質(A,Bとする)が1つの複合体を形成していることを証明する場合
免疫沈降(anri-A抗体)→Western blot(anti-B抗体)
という手法を用いますが、3つのタンパク質(A,B,C)が1つの複合体を形成しているのを証明する場合
免疫沈降(anti-A抗体)→cross link解除(95℃ 10分)→二度目の免疫沈降(anti-B抗体)→Western blot(anti-C抗体)
という手法を行ったと論文で書かれておりました。この(95℃ 10分)という作業でanti-A抗体を変性させるにしても、目的とするタンパク質も一緒に変性してしまう可能性があるのではないでしょうか?
もしこの手法が正しいのならば、95℃でタンパク質が変性しない理由も教えて下さい。
お礼
回答ありがとうございます。 そうですねCo-IPをする場合は多くのコントロール抗体を必要となりそうですね。 今回質問させていただいた理由の1つは「Co-IPはトラブルシューティングが難しそう」というものです。 最後のWBでバンドが検出されなかった場合、95℃処理が問題なのか、抗体に問題があるのかなどいろいろな問題が考えられます。これを解決するためにはいろいろな抗体(認識部位の異なる or 他社)を用いて実験をしなくてはいけないんですが金銭的にそれほどの余裕は無くうちのラボでは避けているのが現状です。