- 締切済み
人を殺すこと
正当防衛によるもの以外はいかなる殺人も否定する――という姿勢・考え方には問題があるでしょうか?
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
みんなの回答
- a0123456789
- ベストアンサー率22% (57/255)
姿勢・考え方自体には問題は無いと思いますが.... その姿勢・考え方に沿うと、どんな犯罪者であろうと死刑にすることはダメだということになしますし、当然安楽死、中絶等もダメということですね! ところであなたの言う”正当防衛”とはどのようなものでしょうか? 1)第3者が見ても明らかに今まさに己が殺されようとしている状況を脱するための行為 2)自己判断にて今まさに己が殺されようとしている状況を脱するための行為 3)自己判断にて今まさに己が殺されようと推察されるであろう状況を回避するための行為 4)自己判断にて己に対して将来危害が及ぶであろうと推察される状況を回避するための行為 5)その他 もし、あなたの言う正当防衛が4)の項に当てはまるのなら、特殊な殺人(殺人自体が自己快楽の目的である殺人)以外は全てあなたの言う”正当防衛による殺人”であるように思いますが。[殺害者がいなかった場合に予想される自己利益が殺害者がいるために得ることが出来ないと考えた際、(本来実際に得れるか判らない)将来の予想される自己利益を守るための正当防衛] 注:4)には例えば、ある犯罪者により監禁され、食事もあまり与えられず常に空腹(但し、生命維持に必要な最低限の食事は与えられていると自己判断できる場合)であった状態で、ある時にその犯罪者を殺せば逃げ出せるような状態になった場合の殺人も含まれます。(ここで、犯罪者は明らかに物理的な生命の危険は与えておらず、その相手に対しての殺人を行っている) 姿勢・考え方には問題が無くても実践するのは難しく、またそれを啓蒙していこうとするのにはかなりの努力が必要なのではないでしょうか? あと、私自身の考えとしましては、肯定もしませんし、否定もしません。 殺人の問題に限らず、”ある考え方”が適切なのか/不適切なのかは状況によって変ると考えるからです。ということで、逆に1つ質問です。 ”ある国(A)の大統領が別の国(I)に対し、武力攻撃を開始しました。但し、A国はI国の非戦闘員に対しては事前に攻撃場所を公表し、退避すれば戦争の被害から逃れる術を提供しています。その上で、I国の国民に対し、自国の大統領を殺せば武力攻撃を即時停止すると宣言しました。I国の大統領はというと、全国民に対しA国の侵略者に対し対抗するよう(戦闘員になるよう)指示し、逃亡者に対しては厳罰を与えました。さてこの際、この状況でのI国民がとる立場としては正当防衛によるもの以外の殺人をしないために1)戦闘員にならず敢えて厳罰を受けるのか、2)戦闘員になって正当防衛の殺人を犯すべきなのか、若しくは3)この状況を脱するために正当防衛ではないが自国の大統領を暗殺すべきなのか? あなたは、如何に考えますか?”
- ebinamori
- ベストアンサー率21% (96/439)
見当はずれだとは思いますが 死刑や刑務所に入る事になっても良いのなら人を殺しても構わない(語弊があるか?)と思います。 責任取るならどんな殺人も肯定されるわけです。(といっても死刑以上の裁き方はないですが) 死刑や刑務所に入る事は認められていないということだというならそれまでなのですが。
お礼
>責任取るならどんな殺人も肯定されるわけです。(といっても死刑以上の裁き方はないですが) それは「責任」ではなく単に「罰則」を受けるだけのことと思いますが。 >死刑や刑務所に入る事は認められていないということだというならそれまでなのですが。 死刑による殺人は「正当防衛」による殺人には当てはまらないように 思えます。私には。 ありがとうございました。
漠然としていてこの質問の趣旨と理由が不透明ですが、間違ってません。 なにより常識では、理由なく人を殺すことは許されませんね。 ただ、それを「考える」ことは自由だと思います。 しかし、「実行」するならそれなりの覚悟が必要。 世の中にはその人間の存在を「大切」に思っている誰かが必ずひとりはいるはずですね。 殺人は自分にとっても他人にとっても未来に役に立つことは何もないでしょう。 いつか後悔することはあっても、満足や誇りに思うことはありえない。 でも、戦争を対象に考えれば話は変わりますね。 なにしろ殺人という行為が「名誉」「ヒーロー」「勲章」となり、大いに価値あることとなる。 宗教観や思想の違いによっても、同じようなことは起こりますね。 このことは、人間の歴史が物語っている。 まぁ、人間がこの世に存在する限り、戦争、殺人はなくならないでしょうね。
お礼
>なにより常識では、理由なく人を殺すことは許されませんね。 「理由」ですが、今まさに己が殺されようとしている状況以外 には「殺す理由」を認めないという考え方を広めることが、理 不尽な戦闘行為が認められない状況を作り出すことにつなが るような気がするのですが。 >まぁ、人間がこの世に存在する限り、戦争、殺人はなくならないでしょうね。 無くならないかも知れないですが、減少させることは可能だと 思いますので、無くそうとする意思だけは持ち続ける必要があ ると思うのですが。 ありがとうございました。
- SCNK
- ベストアンサー率18% (514/2762)
正当防衛だけがというのは間違いです。緊急避難、正当行為に該当する場合も含まれます。 生殺与奪の権限を独占する国家の法がそう決めたのだから、問題があるわけないでしょう。
お礼
>緊急避難、正当行為に該当する場合も含まれます。 「正当行為に該当する場合」などと範囲を拡大してしまうと、 今回のイラク攻撃を正当化する下地をこしらえてしまわない かと危惧するのですが。 ありがとうございました。
- poyopoyoyon
- ベストアンサー率30% (133/438)
>正当防衛によるもの以外はいかなる殺人も否定する この考えに問題はないと思います。 正当防衛以外の特殊な殺人で今思い浮かぶことは・・・。 江戸時代までには「仇討ち」って認められてましたよね。 時代劇でも「親の仇!」って向かっていく、あれです。 していることは間違いなく殺人なんですが 心理的にはすごく共感は持てます。 不条理な殺人によって失われた人の、遺族の心情って (実際に自分は体験はしていないので分からないですが) 終身刑などではおさまらないと思うんですよね。 だから政府も認めていたんだろうし。 現代の殺人者に対する人権保護って、時に行き過ぎているような 気がしてなりません。これは危険な考え方かもしれませんが。 それから、1の方がおっしゃってる「安楽死・尊厳死」 ですが、私は賛成派なのです。その人がもう苦しむことが ないように、と思いやる気持ちから出たものですよね。 基本的にはそれ以外で人が人の命を奪う権利は ないと考えています。
お礼
>正当防衛以外の特殊な殺人で今思い浮かぶことは・・・。 >江戸時代までには「仇討ち」って認められてましたよね。 「仇討ち」を正当防衛以外の特殊な殺人と見なされることは、 「死刑」も特殊な殺人と見なされることと理解しますが。 >>正当防衛によるもの以外はいかなる殺人も否定する >この考えに問題はないと思います。 ということは「死刑」も否定されると判断しますが。 ありがとうございました。
- kawakawa
- ベストアンサー率41% (1452/3497)
戦争などの特殊な状況でない限りにおいて,つまり,平和な一般的な日常生活においては,基本的にその姿勢・考え方に問題はないと思います。 けれども,「安楽死」「尊厳死」というものについては,単純に割り切れないところがあると常々思っています。 また,日本では「無理心中」は情状酌量と考えられますが,アメリカでは「親による子供の殺人」として厳罰が処せられますネ。 これも,場合によっては先の「安楽死」等と相通ずるところがあるようにも思えます。 一律に述べることはできない問題であり,個々のケースによって判断されるべきものでしょうネ。 以上kawakawaでした
お礼
>戦争などの特殊な状況でない限りにおいて, 戦争は別ということになると、今回のイラク攻撃なども 正当化してしまう下地を作ってしまわないでしょうか。 >けれども,「安楽死」「尊厳死」というものについては,単純に割り切れないところがあると常々思っています。 これは唯一の例外かも知れないです。 ありがとうございました。
お礼
>その姿勢・考え方に沿うと、どんな犯罪者であろうと死刑にすることはダメだということになしますし そうですね。 >当然安楽死、中絶等もダメということですね! 脳死及び中絶可能な胎児に関しては肉親の判断の元で その生命を絶つことはやむを得ないと考えます。 >ところであなたの言う”正当防衛”とはどのようなものでしょうか? 4)をひとくくりにする無理があるように感じます。 基本的には4)は正当防衛には当てはまらないと思いますが。 >その犯罪者を殺せば逃げ出せるような状態になった場合の殺人 取り合えず殺さないで逃げることを考えるべきだと思いますが、 結果として殺してしまっても正当防衛と見なせる場合が多いかと 思います。 >逆に1つ質問です。 >A国はI国の非戦闘員に対しては事前に攻撃場所を公表し それでもA国が意図的に誤爆するなんてこともあるかも知れないし(笑) >退避すれば戦争の被害から逃れる術を提供しています。 A国を悪魔の国というふうに洗脳されていることが推定されますので、 被害から逃れる術を提供されても信じることができないことが考えら れます。 >あなたは、如何に考えますか? I国民のとる立場は私が実際にその状況に身を置かない限りは答えは でないと思います。ただ、攻撃をされてもいない相手に対して攻撃を加 えることはよろしくないと判断しますので、I国民としては攻撃が始まる 前に攻撃が不当なものであることを世界に向けてアピールすることが 急務かも知れません。 ありがとうございました。