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税効果会計の繰延法と資産負債法の違い

税効果会計の「繰延法」と「資産負債法」についてご質問します。 それぞれ、以下のURLに説明がありますが、文章による説明では両者の違いが良く分かりません。 どちらも同じことを言っているのではないか、と思えてしまいます。 両者の計算結果には、違いは出てくるのでしょうか? 具体的な数字を使った例で、両者の違いをご説明して頂けると助かります。 どうぞよろしくお願い致します。 資産負債法 http://www.a2msn.jp/portal/term/term_109.html 繰延法 http://www.a2msn.jp/portal/term/term_104.html

質問者が選んだベストアンサー

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  • ctaka88
  • ベストアンサー率69% (308/442)
回答No.5

仕訳の金額としてはその通りです。 理解していただきたいのは 資産負債法の場合は将来の税金に対する効果であり、 それに対し 繰延法の場合は当期の損益に対する影響を税効果として認識するということです。 したがって資産負債法の場合は、赤字が続くと納める税金がなくなるので繰延税金資産を計上することを認めません。 これに対し繰延法の場合は赤字かどうかは関係なしに期間差異が解消する事業年度で繰延税金資産を取り崩します。

okey11
質問者

お礼

ctaka88様 ご回答頂きまして、ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • ctaka88
  • ベストアンサー率69% (308/442)
回答No.4

すみません。修正です。 資産負債法の場合X1年度末において、税法改正などにより翌期末の法定実効税率が46%になることがわかっている場合は、 年度   繰延税金  法人税等調整額  X1  1,000×46%=460    460-0=460  になります。

okey11
質問者

補足

ctaka88様 ご回答ありがとうございました。 「X1年度末にX2年度末の税率が分かっている場合」に関して、以下、確認させて頂きたいと存じます。 (1)仕訳は以下の通りでよろしいでしょうか。 1.資産負債法 X1年度  繰延税金資産 460 / 法人税等調整額 460 X2年度  繰延税金資産 690 / 法人税等調整額 690 2.繰延法 X1年度  繰延税金資産 500 / 法人税等調整額 500 X2年度  繰延税金資産 690 / 法人税等調整額 690 (2)X1年度の当期純利益は、資産負債法の方が40小さい、ということでよいでしょうか? (X2年度は両方法とも同じ。) お手数ですあ、以上、よろしくお願いします。

  • ctaka88
  • ベストアンサー率69% (308/442)
回答No.3

minosenninさんの回答の設例を利用させていただきます。 資産負債法の場合X1年度末において、税法改正などにより翌期末の法定実効税率が46%になることがわかっている場合は、 年度   繰延税金  法人税等調整額  X1  1,000×46%=500    500-0=460  になります。 資産負債法の場合は将来の税金に対する効果を計算します。 そのため翌期の税率変更がわかっている場合には翌期の税率を使用します。 繰延法の場合は当期の損益に対する影響を税効果として認識しますので必ず当期の税率を使います。

  • minosennin
  • ベストアンサー率71% (1366/1910)
回答No.2

#1です。 仕訳およびP/Lの表記はお書きのとおりで間違いないと思います。 両者の当期純利益の差40が後年、解消されるのかどうかですが、X2年度までの方法の延長だと永久に解消しないと思います。解消時点での処理についての設例が手元の参考書に記載がなく、単に「税率の変更によって生じた差異は、期間差異が解消する事業年度に計上される」と説明されているのみです。利益の差異が残れば、当然資産・負債にも差異が残るはずですから、何らかの形で解消するものと思いますが、繰延法が制度会計ではないからでしょうか説明が不十分のようです。 すっきりした回答ではなく申し訳ないのですが以上でご勘弁ください。

okey11
質問者

お礼

お手数おかけしました。 ご回答ありがとうございました。

  • minosennin
  • ベストアンサー率71% (1366/1910)
回答No.1

両者の計算結果の違いが分かるサワリの部分です。 設例 年度 期首累計額 当期発生額 期末累計額 税率   X1      -     1,000    1,000    50%   X2     1,000     1,500     2,500     46% 1.資産負債法 年度   繰延税金  法人税等調整額  X1  1,000×50%=500    500-0=500  X2  2,500×46%=1,150    1,150-500=650 2.繰延法 年度   法人税等調整額  繰延税金    X1  1,000×50%=500      500  X2   1,500×46%=690   500+690=1,190 上記の算式をジッと睨んでいただければ違いが分かると思います。

okey11
質問者

補足

minosennin様 早速のご回答ありがとうございました。 貴殿の設例に関して、以下の質問がございます。 (1)仕訳について 以下の仕訳でよろしいでしょうか? 1.資産負債法 X1年度  繰延税金資産 500 / 法人税等調整額 500 X2年度  繰延税金資産 650 / 法人税等調整額 650 2.繰延法 X1年度  繰延税金資産 500 / 法人税等調整額 500 X2年度  繰延税金資産 690 / 法人税等調整額 690 ※つまりX2年度の仕訳が違ってくる。 (2)P/Lの表記 X2年度のP/Lの表記ですが、例えば課税所得6,500、税前当期利益5,000の場合、以下でよろしいでしょうか? 1.資産負債法 税前利益 5,000 法人税等 2,990 (6,500×46%) 法人税等調整額 △650 当期純利益 2,660 2.繰延法 税前利益 5,000 法人税等 2,990 (6,500×46%) 法人税等調整額 △690 当期純利益 2,700 ※両者の当期純利益の差40は、後年、解消されるのでしょうか? お手数ですが、よろしくお願いします。

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