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避難場所
たとえば、巨大地震や津波がきた場合地下施設は安全ですか?
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地震発生直後の危機を回避する際には、地下施設は有効です。が、地震発生後の2次災害、また津波を初めとする水害時には、地下施設は絶対に使用してはいけません。 地震の「揺れ」に対しては、地下施設は地上よりも安全と考えられています。そのため、揺れからの落下物を避けたり、建物の崩壊から身を守ったり、という目的のためには、地下施設は比較的安全と言えます。 ただ大地震の場合、揺れの最中に地上から地下施設へ避難をすることは難しいため、「地震の時、たまたま地下にいたらラッキー」ということになりますが。 ところが地震発生から数分~数時間後、地震による2次災害から逃れるためには、地下施設はおすすめできません。特に水害に対して、地下施設は無力どころか、むしろ危険な場所になります。 地震により河川の堤防が決壊した場合、当然水は低い場所へ流れ込んできます。例えば首都圏で洪水が発生した場合、決壊した場所が悪ければ、数時間で都心の地下鉄の大半は水没するというシミュレーションがなされています。 近隣の水源よりも高い位置にある、高台の地下施設であれば安全度は高いと言えますが、近くの河川、湖などの存在には十分に注意を払う必要があります。 また津波を避ける際には、高いところへ避難することが鉄則です。津波時に地下へ逃れた場合、よほど水密がしっかりした施設でない限り、水は地下へ進入しますし、また逃げ込んだ部屋が無事でも、地下施設全体が水没した場合には、水圧で脱出不可能になります。 さらに津波は、水だけでなく土砂やがれきも運んできます。これらが地上への出入り口をふさいだ場合、生き埋めになる危険があります。 地震の直後に地下へ逃れたとしても、その後はいつでも地上へ出られる位置をキープして下さい。また海に近い場所で被災した場合、津波の危険を考えて高台への移動を考えて下さい。 以上
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- Ja97KG
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地上施設に対して地下のほうが安全とはいわれていますが 地質や場所によって状況は変わりますから 一概には言えません ただし津波の場合は浸水するので地下はお勧めできません 地震の時にしても避難口がふさがってしまったら 終わりです