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税金対策で車の購入する場合。
父が小さい会社を経営しており、兄もそこの社員をやってます。父と兄はそれぞれ年収500万円くらいあるそうです。 そんな小さな会社ですが、父が税金対策のために、1000万円位する車を購入したい、なんていってるんです。 私は、税金についてまったく知識がないので、これが正しい判断なのか分からないんです。 年収500万しかない父が1000万の車を購入することが、税金対策として合理的なんでしょうか? 正直理解に苦しみます。 税金対策に車を購入すべきか、するならいくらぐらいの金額の車にすべきか教えていただけないでしょうか?
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お父上のお金で車を購入するのではなく、経営してる会社の金で買うということでしょう。 会社の社長用として車を買うのはかまいませんが、やはり限度があるでしょうね。 会社の規模(年商、資本金、納税額)にもよるでしょうが、一般的には国産の最高級(クラウン・シーマ)が限度でしょう。 問題は「社長の個人的な車を会社の金で購入した。名義が会社なのは自動車税まで会社で払わせるため」と当局に認定された場合です。 車購入費用は、法人の経費になりません。損金不算入です。 法人役員に対しての賞与ですから、源泉徴収義務が出て、それを納めてないとして、源泉所得税本税額に不納付加算税と延滞税が付きます。 つまり「往復ビンタ」で課税されます(ちなみに二重課税ではありません)。 また、600万円の車ならいいけど、1、000万円だから駄目としても、差額の400万円が否認され役員賞与認定されるのかというと、そうではありません。全額「否認」され「役員賞与認定」されてしまいます。 会社が600万円出してくれるなら自腹で400万円出して、その上クラスの車を買おうという話もできないということです。 考えればわかることですが、会社での使用する車は適当に走ればいいのです。しかし、会社の代表者が乗るということで安全性を高めておく必要性もあるので、一番安いカローラでなくてもいいよ、ということです。それを逆手にとって、およそ会社の規模からは想像できないような高級車を会社経費で購入すれば「税務当局」が怒るに決まってます。 又、金額に関係なく「スポーツカー」は駄目です。 ご質問に答えると「税金対策に車を買うなら、国産高級車で、社長の年収程度の車が限度」といわざるを得ません。
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>「今度は中古のポルシェなんかいいかも、なんていってました」 ご自分のお金で買うならいいですね。 会社の金で買うなら「税務署に対しての宣戦布告行為」です。 購入金額代金への法人税額追徴金が22% 法人市民税も付きますよ。 そして社長さんへの源泉所得税として10% 調査に入って否認するだけで追徴金が出るのですから、税務調査官は喜んで貴社にきますね。
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そうなんですか>< 回答ありがとうございます。
お礼
詳しい解説ありがとうございます(バカな私には難しいですが><)。 父は以前会社の経費で落ちるとかいってスポーツカーを買ってました。 本当に、経費で落ちたのかは分かりませんが。 今度は中古のポルシェなんかいいかも、なんていってましたが・・・。