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物理の問題:コイルの回転と抵抗に関する問題
- 図に示すように、物理問題では一辺の長さl、質量M、抵抗Rの一様な導線4個からなる正方形のコイルがあります。このコイルは水平な固定軸の周りに自由に回転できる仕組みになっています。
- また、コイルには起電力Eの電池の+極が接続されており、電流計を通して-極に接続されています。コイルの合成抵抗や電流の流れ方についても解説されています。
- さらに、コイルに外部から一様な磁界をかけると、コイルは回転し、静止する角度θが求められます。また、コイルに導線を接続する場合についても解説されています。
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キルヒホッフの法則の部分について キルヒホッフの法則(違う言い方も有りますが次のように言っておきます) 1)回路の1点に流れ込む電流の和と流れ出す電流の和は等しい 2)任意の閉回路についてその回路内の電圧降下閉回路内の起電力に等しい。 以下、作図を自分でやってみてください。 (1)e-f(抵抗r)・・・電流i (2)e-b-c-f(抵抗R/2+R+R/2=2R)・・・電流I としたから (3)a-e(抵抗R/2)・・・キルヒホッフの第1法則より電流(i+I) ・キルヒホッフの第1法則より a-eでeに流れ込む電流=e-fに流れる電流+e-bcfに流れる =(i+I) (4)f-b(抵抗R/2)・・電流(i+I) ・キルヒホッフの第1法則より e-fからfに流れこむ電流+ebc-fからfに流れ込む電流=f-bに流れる電流 =(i+I) (1)~(4)の結果を用いて閉回路を作り第2法則を使う。 閉回路は6個作れるが次の2個が一番早くすむ。 (5)閉回路1:電源⇒a⇒e⇒f⇒b⇒電源(+極をつないでループにして下さい) この閉回路内の起電力:電源Eのみ 電圧降下:(R/2)・(i+I)+r・i+(R/2)・(i+I) ※電圧降下は各抵抗の電流×抵抗を足し合わせたもの 抵抗a-e(抵抗値R/2電流i+I) 抵抗e-f(抵抗値r電流i)、 抵抗f-b(抵抗R/ 2電流i+I) キルヒホッフの第2法則より E=(R/2)・(i+I)+r・i+(R/2)・(i+I)=(R+r)・i+R・I (6)閉回路1:e⇒b⇒c⇒f⇒e この閉回路内の起電力:電源なし=起電力0V 電圧降下:(2R/2)・I+r・(-i) ※電圧降下は各抵抗の電流×抵抗を足し合わせたもの 抵抗e-b-c-f(抵抗値2R電流I) 抵抗e-f(抵抗値r電流-i) 閉回路を回る方向と電流が逆向き だから電流に-(マイナス)をつける キルヒホッフの第2法則より 0=2R・I+r・(-i) ∴I=i・r/2R 後は連立方程式をとくだけです。 これを(5)に代入: E=(R+r)・i+R・I=(R+r)・i+R・(i・r/2R) =(R+r)・i+i・r/2 ∴2E=(2R+3r)・i より i=2E/(2R+3r) I=i・r/2R={2E/(2R+3r)}・r/2R =E・r/{R・(2R+3r)} うまく作図してモーメント・ローレンツ力を使えば後は・・・ 頑張ってください。
お礼
丁寧な説明をしていただきありがとうございました。 本当に助かりました。