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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:変異体の解析について)

変異体の解析について

このQ&Aのポイント
  • 変異体解析についての質問
  • dominant-negative missense alleleとnull alleleの違いについての質問
  • 遺伝子Aに対してredundantな働きをする他の遺伝子に関連する質問

質問者が選んだベストアンサー

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  • stringf35
  • ベストアンサー率66% (69/104)
回答No.1

たとえば、遺伝子Aとredundantな働きをする遺伝子Bが存在すると仮定してください。 そして、遺伝子AとBは共通の下流の因子Cと相互作用することで、その機能Dを発揮しているとします。 その場合、遺伝子Aをつぶしたnull alleleでは、遺伝子Aの機能だけが失われるので、 機能Dは遺伝子Bによって保たれます。よってweak phenotypeとなります。 場合によってはno phenotypeにもなりえます。 一方、遺伝子Aのミスセンス変異で、例えば因子Cと相互作用はできるが機能は持たない (Aの活性中心残基がつぶれている場合など)場合は、遺伝子Aの機能喪失型の産物が因子Cを 占有するために、正常な遺伝子Bの産物も因子Cと相互作用することができません。 結果的に、因子Cを介する遺伝子A、Bの機能を完全に阻害されます。 よってstrong phenotypeとなります。 このように、遺伝子Aとしては同じ機能喪失変異であっても、相互作用因子などへの影響の仕方が異なる場合があり、 今回の例でいう前者をnull allele、後者をdominant negative alleleといいます。 わかりにくかったらすみません。ドミネガは阻害剤が存在しない場合などにとても有用な方法ですので、 頭の片隅に置いておくと役に立つかもしれません。

eja10
質問者

お礼

早々の回答ありがとうございます。 よくわかりました。ミスセンスの遺伝子だと、機能はしなくても存在するので競り合いがおこるんですね。 すっきりしました。 ありがとうございます。