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高校生に”電子辞書”を使わせていいか?
高2の受験生を持つ親です。 息子が”電子辞書(英・国・漢)”を買ってほしいと言っています。 私は基本(本物の辞書)が出来た上で、会社・大学等で便利な電子辞書を使うのは全く問題ないと思いますが、受験生が電子辞書を使うことのデメリットはなんでしょうか? メリットとしては、”辞書を何冊も持ち歩かなくていい”と言っていますが・・・・・・
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- P-Tech
- ベストアンサー率54% (144/262)
私が学生の頃は、電子辞書など夢にも見たことがありませんでした。年がバレますf(^ー^; 最近は、もらい物を時々使います。 少し前に、質問者と同じテーマで何人かと話す機会がありました。電子辞書を絶賛する同時通訳者、毛嫌いする親……。何か、この議論そのままですが。 電子辞書のデメリットとして言われていたのは、周辺の言葉に目をやらなくなる結果、学習が手前っぷちになるということでした。その昔、「辞書は引くものでなく、読むものだ」などと言われていましたが、まさにこれができなくなるというのです。 あと、特に英和辞典などでは、「訳語しか見なくなる」というのがありました。これも、本質は同じですね。 で、私が実際に使ってみて思ったことですが、紙の辞書も電子辞書も「使う人次第」ではないかと。 紙の辞書を使っていても、訳語だけを追っていって適当に和訳を作ってしまう学生はずいぶんいました。英語に興味がないからでしょう。 今現在、私は、必ず「例文ボタン」を押して、ほぼすべての例文を読みます。用法に興味があるからです。 あと、電子辞書の便利なところは、1つの見出し語を複数の辞書で見比べることが簡単にできるという点があります。和訳でしっくり来ないときなど、便利です。 しかも、英英辞典が入っているものを使えば、よほどの優等生でなければふだん絶対に見ることのない(笑)英英辞典の説明を眼にすることも簡単です。英和と英英を併用することで、「語感をつかむ」には大変便利な機能です。 さらに、単語ではなく、一定の成句・熟語表現を入力すると、内蔵辞書のすべての例文から同一・類似の表現を拾ってきてくれます。これによって、1つの成句・熟語表現に対する例文を豊富に経験することができます。 こうした使い勝手を追求するためには、どなたか先回答者が言うように、1科目に特化した辞書を買ったほうが、内容が充実します。 私も最初は、「持ち運びに便利」くらいの気持ちで使い始めましたが、使ってみると、紙の辞書では絶対にできない有効な勉強法も可能になることがわかりました。 やはり、紙の辞書は「基本」です。その有用性と不便さをともに体験しつつ電子辞書を使えば、学習の可能性はとても広がりのあるものになると思います。 ただ、あくまでユーザー次第。「楽ちんな虎の巻」として使おうと思えば、そうした使い方もできるわけですから。 「買ってあげるけど、紙の辞書を引かなくなったら没収するからね」と交換条件で脅してから買ってあげてはいかがでしょうか(爆)。 最後に、画面の小ささは否めないですね。その表示面積において紙に勝てていないのは、誰も異論をはさむ余地がないでしょう。 私は勝手に想像しています。いつの日か、液晶画面やキーボードが折りたためるようになって、持ち歩くときは文庫(A6)サイズ、見るときは単行本(A5)サイズに広がる──そうすれば、表示面積は紙と対等になりますよね。 人間が想像できることは必ず実現できるそうですから、私は10年以上前から、そういう想像を忘れないようにしています(笑)
- lemon12321
- ベストアンサー率50% (9/18)
誕生日プレゼントで電子辞書を買ってもらいました。 勉強のものだからそんなにうれしくなかったですが、楽しくてよく見てしまいます。 わたしが思うよくないところはあんまりないですが、ライトをつけないと 見にくいところと電池がよくなくなって替えるのが面倒なところくらいです。 それから楽しくなって時間を使ってしまうことがあります。 いいと思うところは、もし一つの言葉を調べると英語なら最初に英英辞典が出て 次に英和辞典がいくつも出てきたりするので 一回ひくだけで何種類もの辞書が見られるところです。 あとなんて読むかは音声のところを押すと読んでくれたりします。 歴史とかはいつも電子辞書で調べていてとても楽しいです。 なので私が思うデメリットは目に悪いかもしれないことと電池がなくなると調べられないことです。 よろしくおねがいします。
- yukipuki
- ベストアンサー率37% (3/8)
ある程度の語学力をお持ちであれば、問題ないと思いますが・・・。 英語の性質を知らないと、電子辞書で単語の意味を調べても意味がたくさん出てきすぎてちょっと問題かも。 「英会話」中心だったら電子辞書が断然便利ですが、受験生ですものね? 高校生向けの紙の辞書のほうが、どんな種類の品詞なのか、カウントなのかアンカウント(数えられる名詞なのか、そうでないのか)、あとは例文がすぐ読めますので、その点がいいのではと思います。 調べてめくるという作業が面倒なのもあるかもしれませんが、受験なのであれば、高性能の電子辞書よりも、高校生向けできちんと調べられる紙の辞書のほうがいいと思います。
- P-mann
- ベストアンサー率62% (56/89)
なかなか面白い議論ですので参戦したいと思います。 No.9さんと同じく、電子辞書が出始めた頃に高校生だった者です。 私も紙の辞書に一票。 電子辞書だとすぐに調べることができるので、頻繁に調べるようになって 分からない単語を想像する癖がつかなくなります。 正直なところ、キーワードとなる単語の意味さえ分かっていれば 長文の内容を理解することは可能だと思います。 (もちろん、詳細まで理解できるわけではないですが) 分からない単語が出てきたときにすぐに調べてしまう癖がついて しまうと、試験など辞書を引くことができない状況下で単語の意味 ばかりを思い出そうとしてしまうかもしれません。 持ち歩きづらい辞書だと必ず手元にあるとは限らないわけですから、 そんなときは意味を想像したりするようになる気がします。 # というより、自分がそうでした そういうわけで、「必ず持ち歩くようになりにくい」点で 紙の辞書に一票です。 おっと。英語だけを対象にして考えてしまいましたね。 でも、私は国語辞典と漢和辞典を持ち歩いたことは ほとんどありませんでしたね。そういえば和英辞典も。 英和以外ってそんなに使います? (いや、私がダメダメ学生だったのかと問われれば それまでですが・・・)
こんにちは。私は電子辞書のソフトを開発しているものです。今手掛けているのは 従来のように紙の辞書をベースにするのでなく、最初から電子辞書のコンセプトで作成するものです。それは 漢和辞典と中日辞典の機能も兼ねた全く新しいタイプの漢字字典です。一応、「日中韓漢字レキシコン」と名づけ、漢字を通して少しでも日本と中国、韓国の相互理解に貢献できたらなと大それたことを考えおります。 さて、最大の質問のデメリットは紛失したり、故障して使えなくなることです。私も紙の辞書は好きなんですが、電子辞書の便利さは重宝しています。 でも、私は紙メディアの世代で育ったからこそ、電子モノの有り難味が実感きるのであって、いきなり電子モノに親しむのはどうなんでしょうね。
- easuf
- ベストアンサー率34% (367/1064)
出始めのころに高校生だったものです。確か、高3から使い始めたと記憶しています…。 >受験生が電子辞書を使うことのデメリット 紙の辞書と併用していましたけれど、一番は「単語を覚えなくなる」でしたね。二番は「壊れたときに買い替えが必要」でしょうか。 電子辞書はいろんな単語に一発で飛べて楽しいことは楽しいのですけれど、一発で飛べてしまうからこそ覚えなくなるのだなぁ、と思いました。それと、いろいろな用例を見るのにボタンを押すことが必要で(紙の辞書なら見ていれば出てきますが)、用例を見ることが少ないので文章で何これ?という風につまづくことも多かったです…。 普段は学校に持っていく用として使用し、うちでは紙の辞書を使っていました。
- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
こんにちは。 >>>受験生が電子辞書を使うことのデメリットはなんでしょうか? これは紙の辞書と同じなのですが、 一度引いた言葉が印象に残らない(=すぐ忘れる)ということです。 私が受験生に対して、いつもアドバイスをしているのは、 英語であれば、重要単語集や熟語集を辞書代わりに使うことです。 1つの単語に対する訳語は少なければ少ないほどよいです。理想は2個以下です。 英文を読んでいるとき、 「この単語は、単語集のあのページの、左上辺りにあったな」 という域まで達することが可能で、これによって印象に残ります。 これは、紙の辞書であれ、電子辞書であれ、限られた勉強時間の中で実現することは、ほぼ不可能なことなのです。 詳しく調べたいときだけ、辞書を使うことをお勧めします。 それは、紙でも電子辞書でもよいのですが、パソコンを使って無料のオンライン辞書でもできることです。 ちなみに、 私が高校生の頃のクラスメートで、(紙の)英和辞典を最初から最後まで読破した つわもの がいましたが、 単語集を中心とした私(=暗記が苦手)と比べて、大学受験の結果は同等でした。 漢字については、常用漢字を全部覚えればよいだけです。 国語については、英語や漢字と同じ手は通じないと思いますが、 あまりアドバイスできることがありません。 ただ、私自身が高校生の頃に国語辞典を持ち歩いた記憶がありません。 以上、ご参考になりましたら幸いです。
- toshipee
- ベストアンサー率10% (725/7148)
私も古い人間なので、紙をめくって調べてこそ、そのページ内の位置を映像で覚え、記憶すると信じていましたが、それを上回る調べる量のペースアップ・効率化を考えますと、忘れればまた引きますから、残念ながら電子辞書に軍配が上がると思われます。私は数学事典を子供に与えて、調べる大事さは中学生で教え込みました。中学生は要らないと思いますが、高校生になったら、国語、英和辞典たぐいは口コミを調べて必要最小限機能のモノをこちらで選び(今のモノは、ワンセグテレビなど余計なモノまで付いてる)、「こっちを使え」と言うつもりです。
- okazaki0ko
- ベストアンサー率15% (37/238)
30代女です。 わたしも、 > 私は基本(本物の辞書)が出来た上で、会社・大学等で便利な電子辞書を使うのは全く問題ないと思いますが、 の考えと同じですので、メリットは見出せません。 結局、楽したい理由を探しているんです。 では、最後に、わたしから 電子辞書<<紙の辞書 なる最大の点を紹介しましょう。 それは、表示面積です。 電子辞書に限らず、電子表示機器の表示能力は、紙の情報に比べてその表示能力が格段に劣ります。 例を挙げると、 *カーナビ VS.地図 *ケータイ小説 VS.文庫本 *地デジの番組表 VS.新聞のテレビ欄やテレビ番組雑誌 など。 あなたは、「PDFで『省紙化』された書類をパソコンで読まずに印刷して確認した」経験がありませんか? あなたは、ワープロで打った文書が一発で校正(印刷しての赤入れ)なしで発番(文書としての番号)を取れますか? わたしは、仕事でプログラムを作ることがありますが、机上デバッグといってパソコンディスプレイから離れて印刷した紙でデバッグします。 なぜなら、パソコンの画面では、全体を見渡せないからです。 それと同じで、電子辞書でも大きな単語(語彙を多く持つ単語)になると画面で表示しきれずに非常に効率が悪くなります。>英単語ならtoとかmakeなど。 他に、電子辞書は、似た内容をページ切り返しながら見比べるときに、とてつもない時間ロスを生みます。 例えば、英語で「見る」を確認しているとき、「look」「watch」「see」を紙の辞書なら指を挟んでおいてすぐに見比べられますが、電子辞書ではそうはいきません。 電子モノは、基本モノを使いこなした者が補助的に使うツールなのです。
- mashazo
- ベストアンサー率51% (19/37)
こんにちわ 自分が学生の頃は電子辞書は高価なもので、学生が使うものではありませんでしたが、今や高性能なものが安価で手に入りますので、いい時代になったと思いますね。 勉強を進める上で、電子辞書と紙媒体の辞書のどちらが情報量が多いかと言えば、今や電子辞書が上回っているのではと思います。検索性も高いので即座に目的の単語にたどり着くことができますので勉強の効率化メリットがあります。個人的にデメリットと言えば、辞書に直接書き込みができないということだと思います。調べたときに気づいたことや他の資料にあったことなどを、辞書に直接メモ書きすることで自分専用の資料にしていくことができるとおもいます。ただ勉強の仕方によるので、辞書をどう使うかはまた別かもしれませんね 私自身は業務上英文を読む機会が多いのですが、そういった場合、電子辞書を使います。そのかわり読む書籍には所々に赤ペンで翻訳内容や解説を書き込んでいきます。なので書籍はぼろぼろになるまで使い込むものだと思っています。仕事に関係するものなので、英単語そのものの知識より文章の内容に比重がかかるからですが、学生ならばもっと広範囲に語彙力をつけるという意味では、辞書を使い込むのがいいと思います。個人的には紙媒体は読み込む為のものですから、私にとっては小説のようなものです。じっくり読み込むなら紙媒体の辞書がいいとおもいます。 ただ、勉強は本人が望む方法に任せるのがいいと思います。できれば電子辞書はできるだけ1教科に特化したものをよく選んで使うのがいいかと思います。
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お礼
こんばんは、皆さん。質問者のQues3181です。 大変貴重なご意見を頂きありがとうございました。 皆さんのご意見を参考に、自分なりに結論を出しました。 受験生の息子には、紙の辞書を使わせることにしました。 電子辞書のメリットを十分認識した上で、あえて紙の辞書を選択した最大の理由は、 「地図が分からなけりゃ、ナビも使いこなせない」とのご意見です。 私の車にはナビがあり地図はない、自宅に電車の時刻表はないけど、ネットで経路検索ができる・・・・便利であるか否かという議論は誰の目に見ても明らかですね。 しかし、それを”勉学”ということになると違います。確かに電子辞書でも”サーフィン”すれば、+αの情報も”目”に入るようですが、やはり辞書を引いたときに、例文をよみ、赤線を引き、ついでに”あぁ、こんな使い方もある”というのが本当の”勉学”だと思います。 正直申し上げて、ある程度私の答えはあったのですが、それを覆す”電子辞書の勉学上のメリット”を見出せなかったと言うのが上記結論に至った経緯です。効果が同じであれば、私は紙を選びます。 仕事で英文を訳すには間違いなく電子辞書ですよね。しかし、それは”基礎”が出来ていて初めて言えること。 いずれにしろ、皆さんのご意見は大変参考になりました。 ありがとうございました。