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意のまま(に)の解釈と呼応関係

例文:意のままに翻訳する 「意のままに操る・動かす」と同様に、上の例の「まま」は「思いつくままに・感じるままに・ほしいままに・わがままに」などと同類であり、大辞林の(1)成り行きに従うこと。他のものに任せ従うこと。「誘われる―,ついて来た」「足の向く―に歩き回る」であり、すなわち上の意は「翻訳者の意」となると解釈しています。これで合っていますか? 一方「まま」には (3)元のとおりで,変えてないこと。そっくりであること。「見た―を話す」「昔の―で少しも変わらない」 (7)(普通「ママ」と書く)書物の校訂などで,原本どおりであること。 という意味もあり、辞書だけを引いて判断した場合、日本語を母語としない人には、上の例文の意は「原文の意」という風に読めたりもするらしいのです。 「意の」を受けて「ままに」とする呼応は(1)の解釈しかできない、すなわち、あえて「原文の意」と読ませるには別の書き方、たとえば: 「原文のままに」翻訳する、または「意をそのままに(とらえて・汲んで)」翻訳する、 などという風に書きかえなければならないんじゃないかなあ、と思うのですが、そういう風に見ているのは私だけでしょうか?

みんなの回答

  • motooone
  • ベストアンサー率50% (226/452)
回答No.1

私には意のままに翻訳するという文自体変な感じがするのですが。 実際にあった例文ですか? 翻訳するということはある文章を見てほかの言語に訳すということですので、思うがままにできる事ではありません。 したがってその例文自体成立しないのでは。 もともとあった文章ならすみませんが。。

ej_honyaku
質問者

補足

確かにおっしゃる通りです。これは「意訳」という言葉の紛らわしさにまつわる表現です。 意訳は辞書では「原文の」意味をくみとるもの、となっているのですが、 ごく一般的な感覚として「翻訳者が自由勝手に解釈」した訳、 すなわち翻訳者の「意のままに訳す」という風にも解釈できます。 つまり「原文の意」と「訳者の意」では意訳に対するとらえ方が全く逆になります。 ところがこれを外国語母語者に説明しようとしたところ、 「意のままとは、『原文の意をそのまま』ということではなかったの?」という、 当方で予期していなかった新しいとらえ方が登場してきまして、 これは困ったことになったと、こちらにお伺いする次第です。 「まま」の解釈について、ひとつご教授よろしくお願いします。 【意訳】 (名)スル 大辞林 原文の一語一語にこだわらず,全体の意味をとって翻訳すること。また,その訳。「日本人にわかりやすく―する」 学研国語大辞典 原文の一語一語にこだわらず、全体の意味・文章のニュアンスなどをくみとって翻訳すること。─ 大字泉 原文の一語一語にとらわれず、全体の意味やニュアンスをくみとって翻訳すること。

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