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政略結婚について
政略結婚について調べていますがどうしても分からないことがあるます。 ウィキで政略結婚を調べてみるとこの結婚をすることによって 同盟を結び、戦争回避を目的としたもの 侵略推進を目的としたもの 相手の君主の継承権を得るため 経済的支援を得るため のいいことがあるみたいなんです。 政略結婚ってただ自分の娘を相手国に嫁がせるだけですよね。 下二つは結婚することによってできると思いますが、上二つは本当に出来るのでしょうか?? またどうして相手国は自分の国、または家が危なくなるのに受け入れるのでしょうか?? どうかお願いしますm(_ _)m
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いくら戦国乱世と言えども、親であれば自分の子供は可愛い物です。 もし、相手との約束を破れば相手国に嫁がせた娘が殺される訳ですから、娘を差し出した方には、約束を破りがたい心理的要因が発生する訳です。 そして多くの場合、娘を差し出すのは国力が劣る側です。 (一番大事なものを差し上げますから、私が逆らわないと言う事を信じてくださいと言う事です。) よって >同盟を結び、戦争回避を目的としたもの と言うのは、前述の絶対に逆らいませんから、軍事力で攻めないで下さいとお願いして、相手が政略結婚が了承したと言うのは、相手がそれを信じたと言う事です。 了承した側も、軍事的な損失を被らずに相手国を実質的に傘下に収める事が出来ますから >侵略推進を目的としたもの と言うのも矛盾しません。差し出した側は、実質的には傘下に含まれても、建前は強国の君主の親族に成るのですから最低限の面子は守れます。 まあ、政略結婚にも色々形式が有りまして対等の立場だった場合、お互い自分の娘を差し出して、受け取った娘を自分の跡継ぎと結婚させると言った方法が使われる事もあります。 あと、稀に国力に勝る方が娘を出す場合も有りますが、これにも色々な意味があります。 ・嫁がせる娘が、実は実子ではない場合。(家臣の娘を一時的に養子にしてから嫁がせる)相手の面子を守りつつも傘下へ。 ・娘に相手国の情報を収集させるスパイに成る事を期待したり、酷い場合、娘の扱いが悪いと難癖つけて無理難題を押し付けるとか。 ・有能な家臣との政略結婚だと、その家臣を君主の親族とする事で一家臣としてよりも、多くの権限や権力を与え能力を発揮しやすくする。
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- binta1015
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男子が相手国に嫁ぐパターンもあります。 #1さんのところで仰られてますが、男子の場合はその人自身が相手国で権力を持つ事が可能です。 お家騒動などで婿養子がその国を治めたり、実質の権力を持つ事柄もあります。 また、その逆に婿養子に出された事を逆恨みして、相手国に寝返る事もあります。 この手の話は歴史小説ではほとんどと言っていいくらい出てきますので、何か好きな武将の小説を読まれる事をオススメします。 ちなみに今NHKでやってる天地人でも、政略結婚で上杉家に婿養子に来た人(名前忘れました)が自分の処遇に悩んでいるという描写がありました。
お礼
なにか歴史小説を読んでみようと思います。 やはり結婚というものは権力が深く関係しているのですね。 回答してくれてありがとうございます。
お礼
そうなんですか。 娘を人質のようなものにして差し出すわけなんですね。 とても詳しい回答をありがとうございます。