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イオン交換樹脂 体積減少
いつもお世話になっております。 ウチで使っている純水精製装置のイオン交換樹脂を新しいものに交換したのですが、古かったものを観察すると、体積が減少しておりました。 球形樹脂が充填されたカートリッジタイプなのですが、樹脂が小さくなり、全体的に沈んだ感じで、上に隙間ができていました(初めは上まで詰まっていました)。 自分なりに調べてみたのですが、体積がなぜ減少するのか具体的に説明されているものを見つけることはできませんでした。 よろしければ、皆様のお知恵を拝借できればと思います。 よろしくお願い申し上げます。
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イオン交換樹脂は、型により体積が変化します。 Na型になっているか、H型になっているかによります。 10%ぐらい体積がちがいます。 OH型とCl型では、20%ほど体積が異なります。 樹脂の再生により体積が変わります。 初めの時と、現在の同じ型になっていますか? また、初め球状だったのが、使用していくうちに樹脂の形状が壊れてきます。球状の間に入り込むため体積が変わります。 使いきりで再生しないタイプのものは、 H→Na OH→Clなので体積は減ります。
お礼
有難うございます。 ご回答いただいた内容を確認しますと、 (1)Na型とH型とで、もともと10%ほど体積が異なる (2)OH型とCl型で、もともと20%ほど体積が異なる (3)樹脂を再生させると、体積が変わる (4)樹脂が破壊され、密充填になっていき、みかけの体積が減少する (5)再生しないタイプは体積が減っていく 初めのときと今回のものは同じ型ですので、(4)が考えられます。 さらに質問なのですが、 (3)の樹脂を再生させると体積が変わるというのは、なぜでしょうか? また(5)のH→NaというのはHがNaに置き換えられるということで、(5)はイオン交換(HとNaが置換され、Hを放出)により体積が減少するということでしょうか? よろしくお願い致します。