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青草の乾燥とC/N比の変化

青草を乾燥させると炭素率が上がるそうですが、どうしてですか。含まれる窒素分が水分の蒸発と共に空気中に発散するのでしょうか。どなたか教えてください。

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  • heilong08
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回答No.2

分解(発酵)は微生物だけでなく、植物体内の酵素によっても起こります。 (烏龍茶や紅茶の発酵がそうです。) 緑葉を堆積するとすぐに高温になることから、 刈り取った瞬間から発酵が始まっているものと考えられます。 ただし、発酵中にはアンモニアだけでなく二酸化炭素も発生しますから、 結果的にC/N比がどう変化するかは一概には言えないでしょう。

Potaty
質問者

お礼

早速、引き続きのご教授、有難うございます。 刈り取ると直ぐに体内に有る酵素によって分解は起こっているんですね。 刈れた草が一概に炭素率が高いとも言えないと結う事は、枯草を堆肥にするにしても、そのまま土に混ぜ込むにしても、C/N比を考えてやるのも実際難しいということになりますね。 土の極表面に混ぜ込んだ場合は(たとえば5cm)、もし炭素率が高くても、それより深いところの土には窒素飢餓の影響はないのでしょうか。 炭素率が低い場合、発酵によるガスや酸よる害は5cmより深いところには影響はありませんか。 是非教えてください。

その他の回答 (1)

  • heilong08
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回答No.1

試料を加熱乾燥するとアンモニアが蒸発します。 したがって、全窒素のうちでアンモニア態窒素の占める割合が多い試料では、 C/N比への影響が大きくなります。

参考URL:
http://www.affrc.go.jp/ja/research/seika/data_kanto/h13/14/narc0114m11
Potaty
質問者

お礼

早速のご回答有難うございます。 ある程度分解が進みアンモニアが生成されている場合は、そのようなことになる事は理解できます。私が想定していた青草の乾燥される状況は、夏の炎天下の下で、土手の雑草を刈り倒して2~3時間もすると、からからに乾燥し、さらに数日そのままにしておけば見るからに刈れた状態になります。 このような状況では、微生物による分解は進んでいなくて窒素の蒸発はないように思うのですが、どうなのでしょうか? 稲藁を土に混ぜ込むと、炭素率が高いために窒素飢餓が起きると聞きますが稲藁の場合、刈り取る時期にはすでに紅葉しており、当初より炭素率は高い状態にあると思われるのですが、どうなんでしょうか? 質問の表現が不充分で申し訳有りませんでした。 たびたびお手間をおかけ致しますが、是非お教え頂きたく、お願い申し上げます。

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