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腸炎ビブリオとTDHについて
腸炎ビブリオにはTDH(耐熱性溶血毒)が含まれていますが、腸炎ビブリオの食中毒には、加熱処理が有効とされています。 ここで疑問なのが、なぜ耐熱性の外毒素をもっているのに、加熱処理で食中毒を防げるのでしょうか? たとえば、黄色ブドウ球菌(S.aureus)は耐熱性の腸管毒を持っているため、毒素に対する加熱処理は無効とされています。 わかりやすく教えてくださる方がいらっしゃれば、よろしくお願いします。
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- USB99
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回答No.1
本によっては腸炎ビブリオは混合型と記載してありますが、普通は原因となる食物を食べてから半日以上経過してから発症するので感染型として扱います。すなわち、食物の中にいる時は毒素を産生していないか産生してても量が少なく、腸内で繁殖してから毒素をだす場合が多いのです。よって、加熱処理が有効です。 ただ、混合型と記載してある本があることから分かるとおり、毒素を既に産生している場合があり、洗浄が推奨されています。
お礼
なるほど、よく分かりました。 遅くなりましたが、ありがとうございました。