かご形始動巻線つき同期モータの始動方法
過去の質問で、始動巻線、ダンパ始動等の質問・回答があるのですが、理解できておりません。
すみません、どなたか教えていただけませんでしょうか。
かご形始動巻線付同期モータでは、3相交流を直入れして、誘導電動機のように始動する(リアクトル、コンドルファ並用)というのは、理解しております。しかし、これにより、同期電動機を始動するというのが理解できておりません。
誘導電動機の始動では、速度ゼロから同期速度まで、すべりがある状態で始動するため、位相の制御はできません。一方、同期電動機を安定回転させるには、q軸に電流を流して一定トルクを発生させるため、磁極位置に対して、あるい位相オフセットを持った3相交流電圧をかけなければならないと思っています。
前者の位相の制御ができないまま始動して、後者の位相制御状態につなげるところがよくわかりません。
また、始動以外にも乱調防止として、すべりゼロの方向にトルクが働くように巻線をモータのロータに巻きつけておくことが説明にあったりするのですが、構造、動作原理もよく理解できておりません。特に、すべりがありながら、位相制御することが結びついておりません。
実際のモータの構造もよくわからないこともあり、その辺りも含めて、説明いただけると助かります。
以上、よろしくお願いします。
お礼
返事遅れて申し訳ありません、詳しい回答ありがとうございました。