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行政書士の実情について
現在、宅建とビジネス実務法務検定2級は取得済みで、今年行政書士とマンション管理士を目指す事にしましたが、両方平行してだとリスクも大きいので、今年はマン管に絞る事にしました。今のところ、宅建と範囲が重なる事もあり順調に進んでいます。 もにマン管に合格したら行政書士を考えていましたが、以前行政書士事務所の勤めていた知人から「行政書士は取得してもメリットはなく、行政書士の8割以上は年収300万以下でほとんど他の資格と兼業している。もし、マン管合格できたら、司法書士や不動産鑑定士を目指したほうがいい」といわれました。勿論、本人の実力でバリバリ稼いでいる人もいるでしょうけど。行政書士の実情は本当にこんなものなんでしょうか?よく、難易度の割にはメリットがない資格だといわれる一方、予備校や雑誌では「弁護士と並ぶ街の法律家」のように宣伝してるし・・・。
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- mitcham
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行政書士を4年程経験したものです。行政書士の資格を得てもなかなか事務所への就職は倍率が高く難しいのが現状のようです。(私の経験では、募集1名に50人以上の行政書士資格者がきていました。)そうすると、独自で独立して業務開拓をしなければなりません。余裕な資金がないと、営業回りもできませんし、依頼をこなすこともできません。最近は、入管業務なども競争が激しく新規登録者は仕事をえるのが厳しいようです。また、弁護士の増員や司法書士の借金整理の市場が満たされた結果、他士業の行政書士業参入が始まりだし、厳しさは増すばかりのようです。 外国では、法律家は弁護士のみのところが多いのですが、日本のように、司法書士、行政書士、社労士、弁理士、税理士のようにわかれているのは特殊だと思います。 景気が悪化し、法律家の市場規模はふえていないのにも関わらず、予備校や雑誌はさも仕事がたくさんある魅力的な仕事のようにかいているようなきがします。予備校はそれで儲けているからです。 行政書士は行政庁への許認可申請の代行だけでなく、契約書の作成、事実証明書類の作成など、海外では弁護士の行う業務も独占業となっています。この点では確かに権威ある法律家であると思います。しかしながら、建築許認可、入管業などがほとんど中心的な業務になってしまっているので、この市場への新規参入がたいへんです。開業しても3年は兼業しないと食べていけないと思います。廃業する行政書士さんも数多くいます。それでも、また新規入会者が毎年沢山いるので、書士会は運営できているのだと思います。主婦で行政書士をしているひとも多いので、本当に独力で自分の業務をこなしている行政書士は数少ないと思います。 今後、行政書士や税理士などの士業の仕事が活気ずくようになるための市場拡大が必要だと思います。 私見ですが、今後、日本人は海外への投資、開発支援をいまよりも国民一丸となり行う必要があります。 そうすれば、新しい法務ビジネスも増えるはずです。インド、中東、東南アジア、アフリカで通用できる日本の法務サービスをふやすことが急務です。古典的な体制にとらわれない業務開拓が求められていると思います。
- masa9822
- ベストアンサー率43% (53/121)
一般人で資格取得者ではありません。 行政書士の方がよくうちら建設関係の講習会会場に事務所のチラシを持ってきているのをみます。 大変なんだろうなぁと思います。 産業廃棄講習で20人位チラシ配りの方がいました。 あれでどれくらい釣れるのだろうか? 会社設立、産業廃棄申請、建築業申請、風俗関係が多いように思います。風俗関係は警察上がりの行書が多いですよね。 一回分は取り締まりの前に連絡頂けるみたいです。 だから高いらしいですけど。知り合いの風俗関係者がウチラ工事関係にあそこの行書屋に依頼してって言っていました。 なんでと聞いた返事でした。 だから警察取締りに係る申請は結構しんどいと思います。 建設関係は道路申請等もあり、警察にいんねんをつけられると結構大変です。ま、警察上がりに依頼する方が何かと便利ですよね。 色々とね。その分高いけど仕方ないですよね。 だから何も関係ない所に行く事って少ないと思います。 資格と関係ない話ですみません。実情はこんなもんでしょうか?
- Take19
- ベストアンサー率62% (5/8)
「弁護士と並ぶ街の法律家」とよくいわれるのは、「司法」書士であって、「行政」書士ではないですよ。
- ben0514
- ベストアンサー率48% (2966/6105)
人脈・営業力と対応する技術(知識)力と折衝能力があれば、行政書士の開業でそれなりに稼げると思いますよ。 私は税理士事務所の元職員で無資格者です。現在IT会社の経営者です。親族の会社に所属し、建設業・産廃業の許認可の担当もしています。行政書士の資格があれば、人脈を駆使すれば年収500万程度は稼ぐ自信がありますが、本業が優先ですので資格取得を含め考えていません。 いまや、弁護士資格を持っていても、弁護士業務で稼げなく、大学や予備校の講師をしている弁護士もいるようですね。資格ではなく、能力次第でしょう。
お礼
そうですね。大事なのは人脈、営業力ですね。若い行政書士の方は、新しい業務を開発して成功している人も結構多いみていですね。よく調べていくうちに行政書士も可能性を秘めた資格であるとわかりました。
まあ、行政書士は行政書士法でも規定されているように他の法令において行政書士が作成することでできない書類以外の官公庁に提出する書類の作成及び提出代行と権利義務または事実証明に関する書類を作成することができます。 「権利義務または事実証明に関する書類」は世の中に存在するほとんどの書類が該当します。つまり需要はいくらでもあるということです。その需要をいかに掴む能力がなければ、儲けることはできません。 つまり、いくら資格を取っても資格が稼ぐわけではありません。 まあ、どんな業界でも勝ち組と負け組は存在します。 勝ち組に入りたかったら、どのような需要があるか掴む能力を身につけるべきだと思います。
お礼
自分も、弁護士に並ぶ法律家といったら司法書士だと思っています。でも、行政書士を題材にした漫画もあることから、よく実務法律家だとか、街の法律家とかで宣伝してますよね。