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ユングの共時性、シンクロニシティ、『原子と元型』
ユングの共時性について、ネットで調べるとウィキペディアで『原子と元型』というものが出版されていると知りました。タイトルは訳されていますが、これは実際に翻訳書として出版されているのでしょうか? 探しましたが見つけることができませんでした。 また、ユングが共時性、シンクロニシティについて書いている書籍をお教えいただけますと幸いです。専門家ではないのでユングについて何か読んでいるわけでは無いですが、概説書ではなくて本人の著書を読みたいと考えております。
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> 共時性は科学的に検証不可能ということで・・・ 当事の科学の常識から考えると、批判が激しいのは理解できますが 思考実験を、もちいた、アインシュタイン以降の物理学、 特に理論物理は、量子力学の分野で実験室での実験が困難だったり 不可能だったりする現象の解明に大きく貢献して来ました。 超紐理論とか、リサ・ランドール博士の唱える11次元説も、 理論が先にあり、実証実験がそれを追いかけているのが現状です。 ユングの「シンクロニシティ」や「元型論」は、 いまトランスパーソナル心理学に組み込まれて、様々に展開しています。 もしかすると、ユングを証明するには、 実証可能なものだけが科学だという、科学的思考のパラダイムを 大胆に変更する必要があるのかもしれませんし、あるいは どこかの、大天才が、シンクロニシティを方程式でサラッと 証明してしまう日が来るのかも知れません。 余談ですが、心理学と物理学はよく似ている学問です。 心にも重さや、慣性や、惰性がありますし、 自分の心を観察しようとすると、不確定性の原理が働き 観察の正確さが保てません。心も11次元あるのかも(笑)
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- harrywithers
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検索すると、こんなページが出て来ました。 http://d.hatena.ne.jp/kasoken/20070429 「原子と元型」は翻訳されていないようですね。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0415120780/kasoken-22/ref=nosim/ とりあえず、このページで紹介されている。 「自然現象と心の構造―非因果的連関の原理」を読んでみては如何でしょう、 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4875250614/kasoken-22/ref=nosim/
お礼
翻訳はされていないとのこと、理解いたしました。 また、「自然現象と心の構造―非因果的連関の原理」をご紹介いただきありがとうございます。まさに、私が読みたいと考えていた内容です。大変感謝いたします。 共時性は科学的に検証不可能ということであまり好意的に受け入れられなかったようですが、その後共時性を発展的に検証しようという人は現れていないのですかね?