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一般診断の壁種類について

木造住宅の耐震診断における壁種類についてご存知の方 がいらっしゃいましたらお教え下さい。  築30年前後の建売によく見られる内装壁仕上げで「ピーリング(合板)」の場合、化粧合板(t5)張りと見てよいのでしょうか? 実際には4ミリ程度しかないので、「仕上なし」と見るほうが安全なのでしょうが、両面ピーリングや両面ラスボード、またはその組み合わせといった場合にすべての壁を「仕上げなし」としてしまうのは行き過ぎという思いがいつもあります。両面になんらかの仕上げがあれば石膏ボードくらいの耐力はみてもよいのではと思ってしまいます。 耐震診断に携わっている方ご意見お聞かせいただければ幸いです。

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  • sirousagi1
  • ベストアンサー率35% (730/2059)
回答No.1

さいたま市の木耐震講習受講修了者です。 おっしゃる通りだと考えます。厚さは違えど化粧合板には変わりないと思います。 耐震評価は下がってしまい、お客様に申し訳ないと思いますが甘くみるよりよいのではないでしょうか。 「仕上げなし」、若しくは壁として存在するので「不明」「化粧合板t5.5」に該当させていいと考えます。 大壁か真壁か、胴縁有無での倍率査定にも差はないと思います。 私は、壁が存在する以上「不明(さいたま市:1.96)」としています。 但し、総評などできちんと理由などを記載することは必要ですよね。 さもないと、診断助成制度を使用していたなら、行政課員から「なんで?」とわざわざ問い合わせが 来たりします。 不思議と、行政側は「あんまり厳しく査定するとお客様に悪いんじゃないの?」と開始当初の質問に 返答があったこともありました。

ponponponponpon3
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 大変参考になりました。築30年程度の建売住宅ですと、 質問させていただいたような雑壁がいくらあっても判定が 0.7を超えることは少ない(1階の場合)ので診断結果が大きく 異なることはあまりありませんが、補強計画に進む際にはその僅かな 違いが工事金額に跳ね返ってくるため、常々悩んでおりました。 今回お二方にご意見頂けたことでスッキリしました。 本当にありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#78261
noname#78261
回答No.2

状態が良ければ該当がないがそこまでの力はないとして「真壁化粧合板」を採用し注釈を付けたことはあります。これは1.0。 状態が悪ければ「仕上げなし」と私は判断するようにしてます 一応仕上げなしで計算して比べたりしてからどちらの診断が適正であるか総合判断して提出することもあります。 もちろん老朽化で減点する方向もよいのですが、 だれがリフォームしたんだ?という怪しい壁はちゃんと固定されてないので仕上げなしといたしました。 現場の状態によってではないでしょうか。 今携わっているお客様は、リフォーム業者他2件から無料で診断を受けた結果があまりに違うので相談されました。この「不明」ってやつで全部作ったのは安全と出たのですが、どう見ても40年以上メンテがされていなくて外壁も透けるほどのモルタルの壁で筋かいも数か所、浴室リフォームのときにその筋かいをもぶった切ってあるというとても安全には見えない建物でした。この「不明」の採用は気をつけて扱いたいですね。 捉え方が違うのが非常に難しいのですが、あくまで健常についているものと比べてできるだけふさわしい物を選択するしかないと感じています。選択する責任は専門家なので責任重大ですね。

ponponponponpon3
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 大変参考になりました。ご回答いただいたお二方に 同ポイント差し上げたい気持ちですが、今回は先着順と いうことでご容赦下さい。 また質問させていただいたさいにはお力お貸しいただければと 存じます。ありがとうございました。

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