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工業の

たびたびの投稿をお許しください。 なぜ日本の工業は、重化学工業から先端技術産業へと変化していったのでしょうか? 私なりに考えてみたのですが、いまいち理解できないことがありまして、質問させていただきました。 どなたかご教授お願いいたします。

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回答No.2

 数限りない理由があると思いますが、情報、交通のインフラが整備されると、技術や資本の集約度は高くなります。コレが一番の理由だと思います。  たとえば、ある化学繊維を開発するとして、3つのものが必要だとします。  1.数種の自然素材繊維というきっかけ  2.人口1000万人に一人程度の研究開発者5人  3.実験設備に用いるハードウェア  とすると、1に軽工業による経験、2に交通機関や通信機器、3に高品質の工業製品や工作機械が必要です。  この逆のルートはありえません。  とくに2には奥があります。  人口と、それらの長期教育と多数の第二次・第三次産業従事者をキープする低い社会的エンゲル係数を支える農業技術や輸出入のツール、各産業のオートメーション化、これまでの成熟産業の生産物の蓄積が必要です。  こうして余った生産資源を、複雑な実験的な産業にまわすことができます。  他の国もあまり変わらぬ事情ですが、とくに日本の場合は狭くて地下資源がまずしいこともあって、戦前の軽工業の時代から、精密、軽量、小型が特徴的でした。  重工業時代までは工業国として後発的でしたが、独自製品を生み出す先進工業国時代になったときに、とくに伝統的職人的ミクロ技術が花開いたようです。

その他の回答 (2)

回答No.3

もともと日本は重化学工業のほうが発達していました しかし人件費が高く石油ショックのおかげで鉄の製造 が中国やそのほかの国々に価格競争の面で不利になり 単価が高い先端技術産業へシフトしていったというのがありますね あと粗鋼なら中国でも作れるし(実際中国が世界1位) 今日本に残ってるのは中国などでは作れない高い技術がいる 金属加工業が中心に残っています。

  • uen_sap
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回答No.1

おいおい、日本の将来大丈夫? 重化学工業が先端技術産業ではない、とでも言うのかな? 鉄鋼産業は重い代表ですが、その工場は半導体の塊・・最先端技術産業と言える鉄鋼会社は多い。 自動車もICの塊。 そして、あなた流の最先端技術産業と言う言葉を使用すると、紡績産業だって最先端技術産業の時代はあった。 その上に新しい産業がどんどん生まれていったということです。 世界共通・・イギリスしかり、アメリカしかり、日本だって違うわけがない。

otuhazime
質問者

補足

回答ありがとうございます。 重化学工業=自動車工業・鉄鋼業・精密機械産業・石油精製業 先端技術産業=エレクトロニクス・バイオテクノロジー・新素材の開発:例)ニューセラミックなど 先端技術産業は重化学工業に比べて、より技術集約度・資本集約度が高くなったものと教えられました。 紡績産業は今となっては「軽工業」とひとくくりにされてしまうわけで、「現代の先端技術産業」とは言い難いと思います。 その上で、日本の工業史の流れとして 軽工業→重化学工業→先端技術産業 という形になると思ったのですが、違うのでしょうか。 教えてください。

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