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発想を得るための日々のトレーニングについて
自分の発想の貧困さにほとほと嫌気がさしています。発想法などの本を読んだりもしますが、KJ法とかブレーンストーミングなどの知識を得ることしかできません。そこでお聞きしたいのですが、みなさんが新しい発想を得るために、日々の生活で行っているトレーニングがあればお教えください。企画職、クリエイティブ職につかれている方でなくても構いません。どうかよろしくお願い致します。
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CDやってます。 訓練という事ではなく、発想する際にまず手始めにする事になります。 例えば「エコロジー」というキーワードで何かを作るという場合、 全くの何もないところから「エコロジーをどう表現するか」と考え始めたところで、 なにも浮かばないのは当然です。0状態から1や10、100が産まれるはずがありません。 ですので、その時には自分で勝手に「制約」を与えます。 「エコロジー」というキーワードから派生する 「青」「グリーン」「植物」「人物」 等の、関連する要素を言葉で挙げて、その要素を順列組み合わせしていくと、 なんとなく形ができ上がっていきます。 ポイントは、キーワードを決め、そのキーワードから連想されるワードを何個か出していくというように、 「言葉」を駆使することです。 また、普段気をつけるべきは、やはり日本語の力を磨く事でしょうか。
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- Mr-WATSON
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何のジャンルか?で少々方法が違う気がします。 自分はグラフィックデザイン畑なので、その延長線上で回答させていただきます。 自分の場合、発想の中でも大きく2つにわかれると思っており、1つはどのようなデザインにするか~文字を目立たせるとか、何かモチーフ(例えば花とか蝶とか車)の絵や写真を使うとか、色を強調する、手描き風や手作り風、和風やアジア風、木版風、もちろんそれらの複合したもの…などなど。 それと表現方法として、紙などの素材や印刷方法、箔押しや型抜きなどの加工方法など。 どちらが先でも後でもなく、予算や物理的制限、ターゲットに合わせて何を見せ、何を優先させるかによっても違うわけですが、大概はこの2方向の発想から創作していきます。 前者の発想の得方はとにかくあらゆるものを見ることですが、自分の仕事はほとんど最終的な形が印刷物なので、広い意味で印刷されたものから発想を得ることが多いです。 写真集やあらゆるもののパッケージ、ポスター、商品のタグ、色であればアパレルや毛糸などの素材、フラワーアレンジメントや建物に至るまで。 ただし、印刷物以外からのものは発想としてはよくても、印刷物として消化することができず、あまり活かせないことも。 ジャンルにかかわらずというより、あえて自分がやろうとしているジャンル以外のところからアイデアの種を頂くことを心がけています。 後者の発想は、具体的に作られたものを見てどのような素材をどのように加工しているか~などを具体的に特定していくことで、自分が同じものを発注できるくらいまで解明しておけば、後はその方法を使いたいと思った時に使えるものになっているはず。 もっとも意外に高度なテクニックが必要で、どこの加工業者でもできるものではなかったり、歩留まりが悪くて量産品には使えなかったりということも有り得ますが、引き出しを増やすには有効です。 いずれにしてもただボンヤリ見ていてはダメで「なぜ」と「どのように」を意識して見るようにしないと自分のものにはなりません。 「このデザインはなぜインパクトを感じるのだろう」 「なぜこの色は女性をイメージさせるのだろう」 「なぜこのパッケージは手作り風にみえるのだろう」 「この微妙な色の違いはどうやって出しているのだろう」 「この紙はどこの何という紙だろう」 「この印刷は何色使っているのだろう」 自分の場合はこのようにして引き出しを増やしています。引き出しが増えると、ちょっとしたアイデアも色々な表現に生かすことができると思っています。 ちなみに趣味でコンサートの舞台づくりにかかわっていますが、こちらも似たようなもので、TVや実際の舞台を見ながら「なぜ」と「どのように」の視点で引き出しを増やし、現場のスタッフさんに訊きながら、実行可能なものにチャレンジしています。
お礼
お返事遅くなってすいません。 ありがとうございます。 >「このデザインはなぜインパクトを感じるのだろう」 >「なぜこの色は女性をイメージさせるのだろう」 >「なぜこのパッケージは手作り風にみえるのだろう」 >「この微妙な色の違いはどうやって出しているのだろう」 >「この紙はどこの何という紙だろう」 >「この印刷は何色使っているのだろう」 こういう風にして、引き出しを増やし、応用していくのですね。 勉強になります。 ありがとうございました。
- 8823kin
- ベストアンサー率32% (109/337)
目の前にある「モノ」、 目に入るすべての「出来事」、 誰かの発信した「言葉」…… どれも、これも、 すべて、サイコロのような立方体と 考えると、良いのじゃないでしょうか? 私は、ある頃から、そういう視点で 世の中を感じるようにしてきました。 そいう「癖」を持った、と言う意味です。 サイコロの正面は目に入ります。 サイコロの上の面も見る事が出来ます。 サイコロの左右の面は自分が 少しだけ動けば見れますよね。 ただし、サイコロの後面とか 底の面とかは、たやすく見る事が出来ません。 後面とか底の面を見ようとしても、 相手に悟られてしまうと、 本来の姿を見る事が出来ません。 相手が「とりつくろって」しまうからです。 人、モノ、出来事…… どれもこれも、色々な面をもっています。 大好きになった人物であっても、 時々信じられないような一面を 見てしまった事、ありませんか? 簡単に言えば、自分の目と耳にしたものに対しては、 いつも「3パターン」の見方をしてみると良いでしょう。 肯定的に見方や考え方、 否定的な見方や考え方、 そして、そのどちらでもない見方や考え方。 この3つです。 つまり、あなたが多面的な視野を持つと、 モノや人や言葉の裏側を、 色々と感じる事ができるでしょう。 疑問や不満みたいな部分にこそ 「進化」への鍵がありそうな気がしています。 私の仕事に対する「入口」も、 実は、ここにあります。 仕事に対しては、時々、歴史を用います。 過去の歴史です。 現在のモノ(仕事で言えば商品とします)を 過去の「何か」に置き換えた場合、 それに当てはまる事やモノが、 時々、姿を見せてくれます。 昔、警察の交通安全に関する仕事をしました。 交通事故をどうしたら減らせるか?が、テーマでした。 悩んだすえに、「江戸時代の法律」に辿り着きました。 江戸時代、車と言えば「牛車・馬車」の時代です。 それでも、事故にたいする刑罰は 現代では考えられないような「重罪」でした。 あまりにも違う「重さ」を 表現した記憶があります。 その一度の仕事が成功?したおかげで、 今でも、時々、その関連の仕事をしています。 まあ、これは「ほんの一例」ですが、 そう言う「目のつけどころ」を持つ事が 私の仕事や人生に対する 発想の基本みたいな感じですね。 トレーニングというほどの義務感はありませんが、 こんな「癖」を自分のモノにしてしまうと、 意外と気軽に「発想」と向き合える気がします。 一度、お試しあれ!!
お礼
ありがとうございます。 発想法のみならず、仕事観、人生訓にまでわたるアドバイスをいただきました。 「サイコロのような立方体」という表現は、私も非常に共感できます。 今回、多くの方からいろいろなアドバイスをいただくことができましたが、豊富な発想を生み出す方は皆、それぞれの方法論や信念みたいなものを持っておられることを感じました。そして、日々さまざまなことを考えておられるんだなあ、と。 非常に参考になりました。 ありがとうございました。
- coxym
- ベストアンサー率25% (192/764)
広告屋です。 私の個人的な意見ですが、一つのモチーフで色々な切り口を見つける カンタンな方法は、写真を撮るのが手っ取り早い、と思います。 誤解しないでいただきたいのですが、ブレストなど、時間のムダだと 私は考えてます。(クライアント・営業もキレイ事しかイイませんしネ…) 写真を撮るということは、被写体をサマザマナ角度で見て、理解する コトですヨね。 写真を撮る事によって、アナタの視点が、日常の何気ない風景さえも、 変わって見えるハズです。 本や先輩の意見も知識としては聞いた上で、一つのモチーフで、 100~300枚の写真を撮る事で、アナタの脳は鍛えられるはずです。 ウチの若いスタッフは、「角」「雲」など、ありふれたテーマでケッコウ 面白いアングルの写真を撮ってきますヨ。 理性で考えるより右脳を鍛えるには、写真や、デッサンが近道だと、 思いますヨ。
お礼
ありがとうございます。 確かに、いろんな切り口を見つけるには、写真はいいですね。 右脳にも良さそうです。 >写真を撮る事によって、アナタの視点が、日常の何気ない風景さえも、変わって見えるハズです。 これはそのとおりですね。さっそくカメラ片手に街へ出てみようと思います。 ブレストが時間のムダっていうのは斬新な意見ですね。でも確かに、ブレストは人選をかなり工夫しないと、結構バイアスのかかった意見しか出ないのではないかという気がします。 非常に参考になりました。 ありがとうございました。
- formidable
- ベストアンサー率15% (470/2940)
ブレーン・ストーミングを開発したアレックス・オズボーンさんの 発想法=チェックリスト法が知られてますね。 オズボーン 発想 チェックリスト で検索してみてください。 企業ではゴードン法や、 部門によっては欠点列挙法なども使える手法です。 欠点を挙げて、発明・発見・改善・改良のテーマにします。 希望点(願望)列挙法も当然、使えます。 トレーニングとしては、1人で行う連想も効果があります。 不便なこと・不快なことや、 ○○は××だったらいいのになぁと感じたことを、小さなノートに 書きとめておきましょう。自分ならこうするといったアイデアも。 ※ご近所さんなどから、不便に感じるコト・嫌なコト・不快なコトを 1件¥1,000~¥500 で買うのも1つの方法でしょう。 (お金を出してゲットすることで真剣に大切に扱うので) 日ごろ、人に安易に訊かないで、極限思考をつづけましょう。
お礼
ありがとうございます。 ゴードン法というのは初めて聞きました。 「連想」「不便・不快」なども大いに参考になりました。 お金に余裕ができれば、そういった声を買ってみたいと思います。 極限思考。いい言葉ですね。 ありがとうございました。
- radia172
- ベストアンサー率28% (14/50)
私はイラストレーター目指してて独学でイラスト描いたりしてますが、 やっぱり結構“発想”て悩みます。 構図はどうしようとか、イラストなので、気がつくといつもつい同じような描き慣れた?構図を描いてしまってます… それじゃつまらないし駄目だと!思って私がする事は過去の他の方のイラストをじっくり見たり、最近のでもいいから自分と同じようにイラストを描いてる人の作品を見て研究したりしてます。 でも人のを見てそっくりそのまま真似をするわけではありません。(←これしたら盗作になっちゃいますので駄目) 自分の中にまず取り入れて、自分の中で自分自身の表現に消化して自分なりにアレンジをしたりして作品にしています。 いろんな同じ方面で活躍されてる人の作品を沢山見て吸収してって感じです。 あとは音楽聴いたり、テレビや映画や本、雑誌、日々の出来事などいろんな事からインスピレーションを得るようにしてます。 日常の嫌な出来事もイラストでキャラクターに表現させたりもしてます笑 結構気が晴れます。 あと、これはいいな!と思ったら出先でもメモしておいて後で作品にしたりしてます。 メモしないと忘れますf^_^; 参考にならないかもですがこんな感じです。
お礼
ありがとうございます。 パクリにならないように、他の人が作られたものを参考にするっていうのは、たしかにいいですね。 あと、他分野の作品からも貪欲にインスピレーションを得ているんですね。やっぱり表現者を目指しておられる方は貪欲ですね。勉強になりました。 ありがとうございました。
- narayuni
- ベストアンサー率26% (43/163)
トレーニングという訳ではないですが、日々小さな事から工夫をしようとしたり面白がったりしてます。 例えば部屋のインテリアの配置を実用的かつ綺麗なレイアウトであろうとしたり。 幅のサイズ合うかなぁ…と合わせてみてぴったりあったら快感です。 あとアレとアレを組み合わせたら面白い事になるんじゃないだろうか…とか妄想にふけったりします。 結局なんでも楽しむ事が大事であれこれ工夫したり考えたりするのが苦手なら得意な人に任せて、 質問者様が得意な事で勝負した方がいいんじゃないかなぁと私は思います。
お礼
ありがとうございます。 「工夫する」「面白がる」「組み合わせる」「妄想する」 いっぱいいいヒントをもらったような気がします。 新しいアイデアとか発想って、実はそういう日常の小さなことから 出てくるのかなと思いました。 実は、この1月から企画部門に異動が決まってまして、アイデア マン目指してトレーニングしないとと思ったわけでして。 トレーニングっていうよりも、面白がるってことが大事だと思いました。 ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。 「制約」ですか。なるほど。 「制約」をつけると、一見不自由になりそうですが、 それがかえって新しい発想への「要素」へとつながるわけですね。 非常に勉強になりました。 ありがとうございました。