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ブレインストーミング法等の集団発想について

能力開発、発想的思考法、集団発想法、人事システムの領域で、ブレインストーミング法、 ブレインライティング法、名目集団法のことが出てきます。 ここでブレインライティング法と名目集団法の解説を読むと同じことにしか思えません。 ブレインライティング法の別名が名目集団法なのでしょうか、もし両者が区別されるも のであれば、その違いを御教授いただけないでしょうか、宜しくお願い致します。

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  • hue2011
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回答No.1

ブレーンストーミングというのは、何人も集まって自由に発想することを発言するやりかたですね。 論理的な議論をするのではなく、おもいついたことを、極力脈絡がないやりかたで口にするんですね。 ルールは、だれが何を言っても否定だとか攻撃をしてはいけないということです。 この話はおわかりだと思いますが、どうしてもそこには「空気」が生まれます。 誰の意思というのではなく、なんとなくあるイメージの枠で何人もが発想するなんていう事態が起きます。 あるいは、ある話題がでてしまったので、なんとなく自分の発言を遠慮したりする神経が働いたりもします。 本来の目的からいうと問題だというわけではないのですが、いつの間にか視界がせばめられてしまう危険があります。 それを避ける方法が2段階あるのです。 個人が自分の発想を自分の世界で次々に出して一種のブレーンストーミング的資料を作るのがブレーンライティングです。 しかし、これは誰に対して言っているわけでもありません。だからストーミングにはならずライティングです。 当然話の流れでせき止められたりもしません。単純に個人の中で発想をならべるのです。 こうやって資料にしたものがあると考えてください。 そこで次のステップです。 名目式と呼ばれるのは、いままで何の会話をしてもいなかったのに、いまここで会話が起きたように考えながらその資料をまとめて読みあうことです。 名目上集団になったのです。 誰にも影響されずに発想したものは、集めてみると別々の人間なのに同じものが出ていたり、不思議なことがいろいろ発見されます。 そして、どうしても、「まとめよう」という方向に思考は進みます。 結論として、前後はともかくブレーンストーミングをしたという成果が生み出せるのです。 ここまでで回答はおしまいです。同じようなものを2つの用語で区別しているのではなく、ある行程を前段階後段階にわけて処理するときのそれぞれの名前です。 追加して話しますが、上記はすべて相手の顔が見えている状態でやることです。 しかし、公共の場で自分の姿をみられながら発言したくないことがありえます。 差別が絡んだりする話題などがそれにあたります。メインテーマはそうではないけど、自分が発想することがその方向にいくような場合。 そういうときのために、一切を匿名で発言するやり方があり、これをデルファイ型と言います。

gold19
質問者

お礼

詳細且つ、わかりやすい御回答ありがとうございます。 デルファイ型の知識も大変勉強になりました。 ありがとうございます。