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鳥礫の読み方と意味

「鳥礫」の読み方と意味を教えてください。この語が用いられた具体例をあげますと、某ネット句会の投句に次の句がありました。私には読みも意味も分かりかねました。「冬枯れの比叡の峯や鳥礫」です。下五ですから「とりつぶて」と読むのだろうと推測しましたが、手持ちの辞典には載っておりませんでした。どうぞよろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • wolfhat
  • ベストアンサー率51% (46/89)
回答No.1

まずこの「鳥礫」という言葉は作者の造語だと思います この句の作者の造語という前提でご説明します 「礫」の音読みは「レキ」なので、質問者様がおっしゃる通り「とりつぶて」と読むのが正しいと思います 意味は私の解釈なりますが 「誰かが投げた小石のように鳥が独り寂しく飛んでいる」 句全体の解釈ですと 「冬のため比叡山の峰の木々は葉を落とし、夏の緑一杯の時とはまるで違って山が小さく見える。夏ならたくさんの鳥がいたはずなのに、そんな寂しい比叡山の上を1羽の鳥が寂しくどこかへ飛んで行ってしまった。鳥も寂しくて仲間を探しに行ったのだろうか」 という感じでしょうか

untiku1942
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。鳥の飛ぶ様子なんですね。句の解釈も感性豊かでなるほどなと感じ入りました。

その他の回答 (1)

  • aran62
  • ベストアンサー率16% (485/2911)
回答No.2

鳥礫は結構ネットで検索をすると句として出てきます。 狂言の読み方に雁礫ーがんつぶてーが有りますので、とりつぶてだと思います。 礫には小石が投げられた意味があります。 又、踏青やまなじりに入る鳥礫,鳥礫遅れて木の葉散りにけり、竹林の鳥礫かなしづり雪等の句から解かるように、小石が投げられたような飛び方を鳥がしている。つまり目の前をすばやく横切っていった意味だと思います。

untiku1942
質問者

お礼

具体的な句の例を挙げた下さったご回答ありがとうございます。鳥の飛ぶ様子なんですね。ネット検索してみます。

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