- ベストアンサー
トルクと力と地球ゴマ??
今僕は物理を習っているのですが、「トルク(torque)」の意味がさっぱりわかりません。。 トルク=r(回転軸からの距離)×F(力) という公式がありますが、それは一体何を表しているんでしょうか。。 あと地球ゴマ?(gyroscope)が棒の先を軸として、ほぼコマが軸に対して直角にしても落ちないわけもトルクに関わってるらしいのですが、もし知ってたら分かりやすくどなたか教えてくださいませんか? 地球ゴマはこんな感じです。。 http://plaza.harmonix.ne.jp/~k-miwa/magic/diary/image/0009/gyroscope.jpg
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
トルクは捻力ともいい捻る力です 回転軸から力を加える点までの距離と力の大きさの積が大きいほど捻る力が大きいのです 梃子と同じです 地球ゴマが落ちない理由 回転体の軸の一端だけを支えると支えられていない端が落ちようとします このとき回転体の向きを変えようとする力が働きます回転体が下向きに動いている側はその運動方向と軸方向を変えようとする力の方向とを合成した方向に向きを変えます 運動の合成と言います その反対側では同じ大きさで向きが反対の力が働きます これは全体で見ると同じ方向になるので駒の回転方向で決まる方向に働きます この運動を歳差運動(プリセッション)といい回転が強い(トルクが大きい)ほど強く働きます だから落ちる方向に対して右か左に向きを変えるように回転します これに対して回転体の上と下はその運動方向が変わらずに平行移動するように動くので影響は受けません コマの回転を色々に変えて歳差運動の強さの変化を確かめてください この運動方向は回転体のすべての点の運動を上下方向と左右方向に分解して考えてください 運動の分解と言います 選んだ1点の動きを上下成分と左右成分だけで考え斜めの成分は無視するのです
お礼
捻る力っていうのは、やはり力なんですね。 同じ力を与えても距離が大きくなると力が増えるということでしょうか。。 なんだか不思議ですね。。 なるほど。。 運動の合成とは初めて聞きました。すごく興味深い内容ですね。 少し難しくて完全に分かったわけではありませんが、なんとなくわかった気がします! ありがとうございました!