- ベストアンサー
アメリカの法律(条例)について
アメリカの条例には 本当にこんなのあるの? ってのが各州でありますよね。 そこで自由の国アメリカと言われているほどなのに なぜこんなに細かく法律があるのでしょうか? 他の国ではなかなか見られないと思います。 なにか、ヒントになることでも 自分の考えでもいいので 参考程度でも教えてください。 とっても気になります!! ネットで調べたのですが ソレらしきものが見つからなかったので… お願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
基本的に、アメリカは州ごとに政治をする(自治をする)ことになっています。それが50個連合したのがアメリカ合衆国になっています。 ですから、感覚としてはもともとヨーロッパの各国が別々に政治をしていたのが、EUという共同体を作ったのと良く似ています。 自由というのは、好き勝手にやっても良いというわけではありません。他人と対等に活動する権利がある(他人を対等に活動させる義務もある)という、互いを尊重しあう世界です。 開拓していく中で、一緒に生活する仲間が集落の取り決め(ルール)を決め、それと共同でやろうという集落がつながっていき、村が集まって市となり、市が集まって州をつくっていったのです。 そのため、未だに州ごとにルールは違いますし、大統領を選ぶときは州の代表を送り出して投票しにいってもらいます。(だから、州ごとに勝った負けたというのですね) そして、昔の集落を作ったときの時代背景によっては、そのときに問題が起きたことに対して独特のルールをつくって、それが未だに消されずに残っていることもあるわけです。 それは、アメリカ合衆国として州が集まった連邦の憲法や連邦法に反しないなら、厳しい方向には問題ないのです(まさに条例のようなものです) そういう各地の独自性を生かし尊重するのも、互いに対等であるという前提があるからこそです。 Stupid Laws from Massachusetts http://www.bitoffun.com/stupid_laws_massachusetts.htm 上はマサチューセッツ州の法律の例ですが、赤い文字で各都市・各村ならではの決まりごともあります。ボストン市の広く長い公園であるボストン・コモンで3インチ以上のハイヒールを履いてはいけないというのも、ボストン茶会事件を発端とした独立活動で集まった歴史的場所ならではの決まりごとなのかもしれませんよね。