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数学は紙と鉛筆で勝負できるのでしょうか?
実験などが無い数学は、紙と鉛筆で研究できますよね? ということは大学による研究力の差は無く、極端にいうと大学に行ってない人でもフィールズ賞などを取れる可能性はあるのでしょうか?
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こんばんは。 可能性は、あるでしょうね。 ただし、数学の研究というのは未知のものの研究なので、 文献が読める環境や手段は必要でしょうけどね。 東京工業大学大学院教授である黒川信重先生 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E5%B7%9D%E4%BF%A1%E9%87%8D が、3年ぐらい前に放送された「たけしの誰でもピカソ」に出演していました。 大学の研究室には、おびただしい量の文献が散乱していますが、 研究室では、主に、メールの返信などの事務的処理をするだけだそうです。 で、 どこで「紙と鉛筆」で勝負しているかというと、 自宅がある栃木県下野市からの片道3時間、往復6時間の通勤電車の中です。 適度に揺れたり、変化があるほうがよいということで、計算には最適な環境なんだそうで。 ちなみに、3時間の乗車の間に、1つの論文の骨格となる計算をすることが可能だとのこと!!! 以上、ご参考になりましたら。
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- ojisan7
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>大学に行ってない人でもフィールズ賞などを取れる可能性はあるか そのような可能性はほとんどありません。現代数学の現状を知らないと不可能ですね。 >大学による研究力の差は無く どの大学の数学科であっても、学部レベルであれば、差はほとんどないでしょうね。学部程度の知識はたかが知れているのです。大学院レベルであれば差はあるでしょうが、数学という学問は、研究内容は研究者によって違いますので、比較は難しいですね。同じ数学者であっても、研究内容が違えば内容を理解することはできないでしょう。(数学は素人の方が考えるようなものではなく、専門が細分化され、しかも、奥が深いのです。)
- sanori
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No.1の回答者です。 No.2様のご回答を拝見して思い出したのですが、 こんな話を聞いたことがあります。 一般世間から隔離された状態(島?)で育った天才少年が、 素晴らしい公式を発見した。 それは、二次方程式の解の公式であった。 もしも少年の周りに、解明済みの数学についての文献があったならば、 もっと偉大な発見ができたであろうに。 ・・・という話です。 お邪魔しました。
- k99
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少なくとも大学などの研究機関に属していないと厳しい気がします。 先端研究を知ることと、研究を発表する場が無いか非常に限られるわけですから。 #誰の作品だったか忘れましたが、こういう話があった。 田舎の貧しい、しかし数学の才に恵まれた少年が高校を断念して職業の道を選ぶ。中学の数学教師は一人でも数学を続けるように助言する。と、ある日大人になった少年が「大発見をしました」と教師を訪ねてくる。確かに大発見だ。でも、それは数世紀前に発見され、高校では教わる公式。独力での発見は偉大だが、しかし・・・・。